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ハチ公バス(渋谷区)

挿絵 640*306

ハチ公バスは、東京都渋谷区が運行するコミュニティバスである。愛称の「ハチ公バス」は、一般公募により忠犬ハチ公にちなんで命名された。
2003年3月に最初の「夕やけ小やけルート」が運行開始、現在は4ルートが運行されている。東京都シルバーパスは使用できず、障害者手帳提示による障害者割引制度も設定されていない。

運行コストは車両購入費用も含めて各ルートの受託事業者が負担し、赤字分を区が補助金により補填する方式となるが、開業時のバス停留所設置などにかかる経費は区が負担する形で運行開始に至った。

・夕やけこやけルート(恵比寿・代官山循環):東急トランセ
・春の小川ルート(本町・笹塚循環):京王バス
・神宮の杜ルート(神宮前・千駄ヶ谷ルート):東急バス
・丘を越えてルート(上原・富ヶ谷ルート):京王バス

現在の運行は、東急バス(東急トランセ)、京王バスの2社に委託されている。
いずれの車両にも「ハチ公バス」のロゴと、忠犬ハチ公をモチーフとしたキャラクターのイラストが描かれており、犬の足跡を散りばめたラッピングが施されている。ハチ公のキャラクターデザインはマンガ太郎による。

2008年2月29日に開業した、フジエクスプレスの担当する「神宮の杜ルート」では、2008年の路線開業当初から2代目ポンチョが導入されており、このルートのみ2ドアロングボディの車両が使用されている。

更新日:2021-12-18 17:37:55

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