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池袋IKEBUS(イケバス)&WILLER(自動運転バス)

挿絵 800*533

池袋の街を周遊するIKEBUSは、2019年11月から運行を開始しました。池袋駅周辺の近いけど少し離れた4つの公園や主要施設をゆっくり巡ります。池袋駅東口を起点とし周遊するAルートと池袋駅西口から東口にかけてぐるっと周遊するBルートをそれぞれ20分間隔で運行しています。
IKEBUSは貸切運行もしており、区内スポットを巡る企画旅行やお子様の誕生日、ご友人の結婚式など、様々な利用が可能です。

車両や制服などのトータルデザインを担当したのは、JR九州「ななつ星㏌九州」など数々の観光列車を手掛けた水戸岡鋭治さん。真っ赤な車体が印象的で、正面から見ると顔のようなデザインが愛くるしいと評判です。10台ある車両のうち1台だけが黄色い車体で、乗ると幸せになるという噂も。内装も1台1台異なり、床や座面などに詰まったこだわりも必見です。

IKEBUSは、最高速度19kmの低速で走る乗車定員22名の小型電気バスです。車両後部には車いす用昇降機を装備しています。電気で走るIKEBUSは排気ガスを出さないため、地球環境にも優しい構造です。
このような低速で少人数の輸送車両を環境省・国土交通省は「グリーンスローモビリティ」として位置付け、新たな移動手段として普及を図っています。

一方でWILLERは、2021年3月10日から3月16日までの期間、東京都豊島区の「としまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK)」周辺において、自動運転の実用化に向けた実証実験を実施する。その初日の様子が報道陣に公開された。

実証実験で利用する車両は、フランスのNAVYAが開発した自動運転シャトルバス「ARMA」。最高速度は19km/hで、走行ルートはとしまみどりの防災公園内を出発して周囲の公道を走行する2つのルートを用意。実証実験での走行距離は1.6kmで、1日に7回の走行を予定している。

更新日:2022-01-06 16:20:26

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