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 彼はそうしながら相手の裸の体をまさぐって、胸や首すじにキスをしていった。
チ「ゆうべは散々だったな。獣同士の肉の食い合いのようだった。あんなのがお前の好みだと思いたくないが…何だか、それほどダメージを受けてないようだな。ユースやユネストとヤれたのが、そんなに良かったのか?」
レ「あれは確かにひどかった。だけど何故だろうな…チップのお陰かな。体は痛いけど、精神的にはそれほど参ってない。チェリーにも会ったから、ずいぶん安心した」
チ「彼女とゆうべ、ヤッたのか?」
レ「話してただけだよ」
チ「一晩中か?よくそんな元気があるな。あんな凄いやつをやられてもケロッとしてるなんて、やっぱり普通じゃないよ、お前もユースも。立ち直りが尋常じゃない。‥これは時間が経てば経つほど、ジワジワと人を落ち込ませる類のダメージだ。お前らはその点さすがだよな。よく耐えてこられたな、あんな扱いに」
レ「俺の胸で泣いてもいいぜ」

 チョースはレイクの唇に口づけて、耳のそばでつぶやいた。
チ「一発やらせろ」
レ「朝っぱらから常識外れなのは、お前の方じゃないか。俺は風呂に入ったばかりなんだぞ。時間通りに出勤するんじゃないのか」
チ「どうせあそこは始業しても、一時間は機能しない。しかも昨日はパーティーだったから、恐らく誰も起きてこないよ。編集に忙しいしな」
レ「編集?」
チ「ビデオだよ。昨日の俺達のセックスの盗み撮りだ。全部撮られてて、ミミーのビデオライブラリーの中に納まる。タイトルつきでな。昨日のは恐らく、永久保存版だ」
レ「そんな事してるのか…変な趣味だな。まさか仕事でって事じゃないよな」
チ「だが三研には、あちこちに隠しカメラとマイクがある。それらは全部ザッカリーの所へ通じてる。爺さんもグルになっての趣味だ。お前も心してかかれよ、何がどう利用されるか知れたもんじゃない」



 ズボンの前を開け始めたチョースに気づき、レイクは彼から逃げるように体を離した。
レ「本当にやる気か?“男”を回復させたいのか‥。俺は今、食ったばかりなんで、入れられるとちょっと具合が悪い。上や下に吐き出す羽目に陥りそうだ」

更新日:2022-01-25 20:05:56

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