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●登場人物紹介●

登場順。名前のみの登場も含む。名前の後ろの()は年齢。[]は別称や愛称。

○エリオット・ユネスト(42)
 イギリス出身の天才脳外科医。遺伝子上のレイクの父親。冷凍実験の貴重な生還者として、第三研に派遣され研究員(研究体)となる。離婚した妻との間に一人娘がいる。いつかメラニーにプロポーズしようと考えている。

○合衆国総督
 世界に名だたる企業創始者で、アメリカ政府の陰の支配者。大統領とは志が同じで、政府の意思決定に重大な影響を及ぼす。人類を滅ぼそうとする一族に対抗し、人道的な結社を立ち上げた。見た目は冴えない普通の老人。

○アメリカ国防長官[大臣]
 ペンタゴンの陸・海・空軍を束ねる統括責任者。元軍人の政治家。総督とは親しい間柄。ユースをペンタゴンに呼ぶよう指示した人物。レイクにも興味があったため、大統領の代わりとしてLA基地訪問に同行した。

○フロイライン・ミミー
 第三研の所長、オペレーター室長。軍の階級は大尉。四十代半ば。おしゃべりで酒好き。詮索好き。アーサーやアシュレーの力を借り、チョースとレイクを第三研へ召喚するのに成功した。最終目標はカンムを基地に招く事。

○レイク・カジマ(16)
 全世界のメディアをジャックし、オリジナリズム宣言文をネットに流した本人。一度は死んで冷凍されたが、カンムの献身的な治療により生還した。体内からルーがいなくなり、現在は張のチップのみの管理になっている。

○ダグラス・ユーシャン(39)
 ユースの育ての父親。アメリカ国防軍に所属し、NSAの諜報員として活動する。普段はLA基地に身を置き、ザッカリー将軍の秘書という肩書きで動いている。ミミーやメラニーやユースの母とは、軍の新人訓練時代の同期生。

○[ザッカリー将軍]ロバート・エイダン・ザッカリー
 元・海兵隊総司令官で、階級は大将。六十代後半。第三研と第十四研の最高責任者。専用の宿舎とオフィスを持ち、秘書数名を使って基地内施設の指揮や指導をしている。スミス博士とは昔からの顔なじみで盟友。

○ルー
 ナノサイズの人工知能チップ。冷凍実験を終えたユネストの脳内で、体調や精神状態を補助するようにプログラムされた。チョースやレイクの新たな操作により、ユネストの娘ルーシーの設定が多く入れられた。

更新日:2021-12-15 20:18:16

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