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第二章「避難生活」

豊島第一小学校

遼真が通う小学校にやってきた遥は
避難所の受付をした。

遥「あの私、 3年1組の平井 遼真の姉の遥です!
  避難できる場所とかありますか?」
受付係「はい、体育館の方になりますが・・・」

避難所になっている小学校の体育館の中に入った遥だが、
そこには、避難者が大勢おり、満員状態だった。

避難所係「名簿はこちらになります!」
避難者「ひろみ‼いますかー⁉」
避難者「かのんちゃーん‼」

遥「すごい避難者の数だ・・・。」

そしてあまりの避難者数にぶつかりそうな程だった。

避難者「おら!さっさと歩け!」
遥「キャッ!」
避難者「スマホを充電させろ!」
避難者「飯をよこせ!」

遼真が通っている小学校は避難者が多すぎて大混乱だった。
そして遥は、なんとか小学校から無事脱出した。

遥「何なんだろうこれは・・・?」
そして、遥は校門のそばで俯いていると
その通りから1台のスポーツカーが現れて
そのスポーツカーは遥の手前のそばに停止した。
そこには遥の父親が働いている会社の部下、
中村力彦(36)が降りてきた。

中村「君が遥ちゃんだね!もっと広い場所に避難した方がいいぞ!」
遥「あっ!あなたはお父さんが勤めてる会社の部下の中村さん‼」

そして遥は、中村の車に乗り、広い避難場所に案内された。

更新日:2021-12-31 06:38:26

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