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 ゾロアークとの仲直りも果たしたところで物語は佳境へ。

 Nがホワイトストーンに眠っていたイッシュ地方の伝説のポケモン――レシラムを呼び起こし、従えることに成功します。

 そしてイッシュ地方のポケモンリーグチャンピオンであるアデクも倒し、プラズマ団によるイッシュ地方の支配が完遂してしまう寸前……。

 ノワールが決着をつけるためにNの元に駆けつけます。

 道中では、プラズマ団の幹部的存在である七賢人をイッシュのジムリーダーが。

 ダークトリニティの三人をヴェール、ビオレ、グリが。

 ゲノセクトを従えたアクロマをミュウツーを連れたクルールが。


 それぞれ相手をすることになります。

 この辺の戦いもしっかり書ければよかったんですけどね……。

 ハイライトを一つ上げるならば、クルールがミュウツーをメガシンカさせてメガミュウツーXでゲノセクトと闘うところでしょうか。

 映画でゲノセクトと闘ったミュウツーはYの方にメガシンカしたのでその逆にした形です。

 そして訪れるノワールとNの対決。

 なんやかんやでノワールも、伝説のポケモン――ゼクロムが眠っているダークストーンを持っていたのでそれで闘うかと思いきや……。

 「俺には必要ないものだ」とダークストーンをNに投げ渡します。

 ノワールはよく知らない伝説ポケモンに頼るのではなく、よく知る伝説ポケモンに頼ることにしました。

 「はっきんだま」の光に導かれ、時空の歪みからギラティナがノワールの元へとやってきます。

 ――そんなことできるなら始めからやれや!

 というツッコミはあると思いますが、ここもあれです。上手い設定が思いつかなかったんです。

 ほら、あれですよあれ!
 ノワールを助けるためにギラティナがアルセウスに頭を下げにいって、「ふふっ。まさかお前が一人の人間のために動くとはな……」って「やぶれたせかい」から出ることを許してくれたとかそんな感じですよ!

 ちなみに「ギラティナ=罪」ということで、「はっきんだま」を持っているときは「罪に見つめられている状態=オリジンフォルム」だったのが、今回現実に姿を現したことで「罪が力に変わった状態=アナザーフォルム」という設定なんかも考えていました。

 とにかく、ギラティナVSレシラムの戦いはギラティナの勝利。

 プラズマ団の王を倒して終わり……かと思いきや、ここで黒幕のゲーチスが登場します。

 むしろゲーチスはこのときを待っていました。

 人間がポケモンを手放すべきというのは詭弁で、ゲーチスは自分だけがポケモンを使って世界を支配することを企んでいたのです。

 ゲーチスはゼクロムでもレシラムでもない伝説のポケモン――キュレムを使ってNのレシラムを吸収。

 ホワイトキュレムを手に入れたゲーチスを前に、ボロボロのノワールとギラティナでは勝機がありません。

 そこでゲーチスの裏切りに呆然とするNを叱咤し、一緒に闘うことをノワールは提案します。

 葛藤の後、Nが頷いたそのとき、ダークストーンからゼクロムが目覚めます。

 Nがゼクロムとレシラムの両方を目覚めさせる展開はやりたかったことの一つです。

 ホワイトキュレムにゼクロムとギラティナで挑むのですが、ギラティナはダメージの蓄積もあってダウン。

 ゼクロムもホワイトキュレムの一撃に沈んだ……かと思いきや、それは英雄の幻影――ゾロアークでした。

 その隙をついて、ゼクロムはホワイトキュレムを倒し、吸収されたレシラムを取り戻すことに成功します。

 他のプラズマ団一味もハンサムに捕まり、ゼクロムとレシラムの二体のポケモンはキュレムを連れてジャイアントホールへと消えていきました。

 またしばらくはブラックストーンとホワイトストーンの姿で眠りにつくのでしょう。

 こうして長かったノワールの因縁にも決着がつき、『ポケットモンスターR』の物語は幕引きです。





 ここまでお付き合い頂いた方へ。


 こんな自己満足なだけの文章の羅列を読んで頂いて、本当にありがとうございました。

 私自身もずっと心残りだった物語に、一応の終わりを与えてやることができて、胸のつかえがとれた心地です。

 次ページからは、おまけとしてポケモン関連で書いたor書こうとした短編について振り返っていきます。

 「こんな作品も書いてたんだなぁ」というノリで全部まとめて供養してやりましょう!

更新日:2021-11-12 18:24:35

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