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第三話 リコイヌ城塞にて(1)
激流のような快楽の水底で、水上から見える、像の歪んだ景色を眺めていた。
ほんの僅かに残った意識が、俺に告げている。
集中しろ、感覚に。
意識しろ、快楽を。
意思を奪い、腰砕けにする激情を、意識の愬上に乗せる。
その流れを捉え、逆らうのではなく、利用しろ。
俺は、水底から浮上し、その奔流に身を委ねた。
メリンという名のサキュバスは、俺のペニスを鷲掴みにすると、絶妙な力加減により、巧みに性感帯を刺激する。
イキそうになる直前で、すかさずギュッと握りしめられ、抜け目なくお預けを喰らう。
俺は、ゆで上がるような頭を必死で動かし、状況打開の糸口を探る。
腕を持ち上げ、サキュバスの女性器に手を触れようとするが、持ち上がらない。
金縛りにあったように、身体が動かない。
いや、動かそうとする意思さえ働かない。
例えるなら、気だるげな朝に、ベッドから出よう出ようと思っていても、全く身体が動かせない状態に近い。
それを、何倍も強力にした感じだ。
油断していると、意識さえ持っていかれる。
「はぁ、はあぁ……こんなおっきおっきしちゃって……かあいそーなオチンポちゃん……サキュバスミルクたくさん飲んで、オチンポミルク出しちゃってっ!」
牛チチのようなサキュバスのおっぱいから、噴水のように母乳が噴き出す。
滑らかでクリーミーな喉ごしに、激しくゴクゴク貪り飲む。
「きゃーっん! いったぁい! そんな強くかじりつかないでぇ! メリンちゃんのプリプリおっぱいに歯形ついちゃ~う!」
サキュバスが、嬉し気な悲鳴を上げる。
当然、サキュバスの母乳にも、精力増強効果がある。
まるで、一瞬にして、それが、精巣で、精液に変換されたかのように、俺の睾丸が張り詰めて、ドクドクと、股間部が、早鐘を打った。
未だ、感じたことのないエクスタシーが、脊椎を貫き走る。
俺の意識は、頭が爆発し、脳ミソが四散して、霧のように拡散したかのように、限りなく希薄化し、意図して集中することも、コントロールすることもできなくなった。
「クスクス。一杯出して偉いでちゅねー。んあむ、ちゅるる」
サキュバスは、俺の出したスペルマで汚れた指を、美味しそうにしゃぶり舐める。
それから、俺に跨ると、パンツ越しの割れ目で、ペニスの裏筋を擦り始める。
一回射精しても、萎えることもなくビンビンだ。
俺は、チャームに捉えられたまま、だが、意識だけは保っていた。
一度出したことと、母乳の栄養によって、自己統制力が戻ってきている
サキュバスは、気づいていない。
俺は、チャンスを伺い、無能力のままを装い、誘われでもしない限り、ピクリとも動かない。
「んふふ、メリンちゃんの腰使い気持ち良い? って聞くまでもないかぁ。きゃははは! ん~? どうしたの~? 中に入れたいの~? でも、まだ、ダ~メッ!」
俺は、誘惑されたかのようなフリをして、少しづつ腰を動かし始めた。
ほんの僅かに残った意識が、俺に告げている。
集中しろ、感覚に。
意識しろ、快楽を。
意思を奪い、腰砕けにする激情を、意識の愬上に乗せる。
その流れを捉え、逆らうのではなく、利用しろ。
俺は、水底から浮上し、その奔流に身を委ねた。
メリンという名のサキュバスは、俺のペニスを鷲掴みにすると、絶妙な力加減により、巧みに性感帯を刺激する。
イキそうになる直前で、すかさずギュッと握りしめられ、抜け目なくお預けを喰らう。
俺は、ゆで上がるような頭を必死で動かし、状況打開の糸口を探る。
腕を持ち上げ、サキュバスの女性器に手を触れようとするが、持ち上がらない。
金縛りにあったように、身体が動かない。
いや、動かそうとする意思さえ働かない。
例えるなら、気だるげな朝に、ベッドから出よう出ようと思っていても、全く身体が動かせない状態に近い。
それを、何倍も強力にした感じだ。
油断していると、意識さえ持っていかれる。
「はぁ、はあぁ……こんなおっきおっきしちゃって……かあいそーなオチンポちゃん……サキュバスミルクたくさん飲んで、オチンポミルク出しちゃってっ!」
牛チチのようなサキュバスのおっぱいから、噴水のように母乳が噴き出す。
滑らかでクリーミーな喉ごしに、激しくゴクゴク貪り飲む。
「きゃーっん! いったぁい! そんな強くかじりつかないでぇ! メリンちゃんのプリプリおっぱいに歯形ついちゃ~う!」
サキュバスが、嬉し気な悲鳴を上げる。
当然、サキュバスの母乳にも、精力増強効果がある。
まるで、一瞬にして、それが、精巣で、精液に変換されたかのように、俺の睾丸が張り詰めて、ドクドクと、股間部が、早鐘を打った。
未だ、感じたことのないエクスタシーが、脊椎を貫き走る。
俺の意識は、頭が爆発し、脳ミソが四散して、霧のように拡散したかのように、限りなく希薄化し、意図して集中することも、コントロールすることもできなくなった。
「クスクス。一杯出して偉いでちゅねー。んあむ、ちゅるる」
サキュバスは、俺の出したスペルマで汚れた指を、美味しそうにしゃぶり舐める。
それから、俺に跨ると、パンツ越しの割れ目で、ペニスの裏筋を擦り始める。
一回射精しても、萎えることもなくビンビンだ。
俺は、チャームに捉えられたまま、だが、意識だけは保っていた。
一度出したことと、母乳の栄養によって、自己統制力が戻ってきている
サキュバスは、気づいていない。
俺は、チャンスを伺い、無能力のままを装い、誘われでもしない限り、ピクリとも動かない。
「んふふ、メリンちゃんの腰使い気持ち良い? って聞くまでもないかぁ。きゃははは! ん~? どうしたの~? 中に入れたいの~? でも、まだ、ダ~メッ!」
俺は、誘惑されたかのようなフリをして、少しづつ腰を動かし始めた。
更新日:2022-03-10 01:11:50