官能小説

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 青野が
「あのね、辻といると、フェオソフィエワにまた会うかもしれないよ。あなた達だけで会ったら振り出しに戻っちゃう。辻はどこのクラブにも入ってないから、悪魔からフリーアクセスなの。」
 サキは
「でも、考えてみたら、お姉ちゃんが立哉のところにあたしを派遣しなかったら、こうはならなかった。お姉ちゃんには何か見通しがあったんじゃないかな。立哉はお姉ちゃんにも誘惑されてないんだろ?」
「されてたんじゃないかな。でも、いつも優しくて、唆されたりはしなかった。」
「一目置かれてるんだ。あたし、立哉の弟子か奴隷になる。クラブから見捨てられたら、どうやって生きていったらいいか分からない。」
 青野が呆れて
「さすがにあなたには清浄界から声が掛かりそうもないね。みんなが助けたって、自分で立ち上がらないようじゃ、何も周りはできないよ。結局あなたの問題なんだもん。」
 サキは暗い表情になったが、鶏につつかれると笑顔を見せた。
「立ち上がれるわけ、ないよ。鶏はそれでも優しくしてくれるんだね。」
 僕はふと思いついて
「いいこと考えた。お呼びが掛からないなら、こっちでクラブを作ろう。同好会でもいいや。キリスト同好会。イエスって、復活したんだろ。僕もサキも、今まで死んでるようなものだから、いつか復活したいもん。」
 青野が
「趣味で? ファンクラブ? 本物には関係ないのに? 何するの?」
「アイドルのファンクラブも、続けていたら本人に会える場合があるじゃないか。ほら、ダイヤモンドファイヤーみたいなもんだよ。まず始めてみる。まだ何するかはよく分からない。サキと僕の居場所ってことで。」
 青野は
「ほとんどオナニーじゃないの。」
 サキが
「あたしオナニー好きだな。キリスト同好会賛成。」
「取り敢えず聖書でも読むか。」
 青野が
「フェオソフィエワとの事の解決には何にもなってない。」
 とにかく、サキが楽になればそれでいいと僕は思っていた。

更新日:2021-08-18 18:30:36

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