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「ちゃんと嗅いでから舐めて。腋とお臍と足の裏、それからお尻の穴! 最後に大事なところ!」
青野とセックスする回数が前より増えたのは、もっぱら青野の希望によるものだった。青野は強制的ですらあった。
僕が服を脱いでいないのに、青野は言いながら一人で裸になっていく。
僕は青野を嗅ぐたびにフェオソフィエワさんを思い出した。においは少し違っても、濃い女の体臭に変わりはない。
僕が求めれば、フェオソフィエワさんはいつでも姿を見せてくれるように僕には思えた。
勉強を一緒にするという名目で僕の来る青野の部屋で、一番使われているのはベッドだった。
「悪魔って、外からじゃなくて人の中から出入りするんだよ。」
「え? お尻に言われてもよく聞こえない。」
「フェオソフィエワさんは、僕には何にも悪いことをしなかった。動いたのはいつも僕からだった。気持ちいい、楽しい、楽だ、ばっかりじゃだめなんだ。」
青野は僕に向き直ると
「あたしとじゃ気持ちよくないってこと?」
青野は自分の手で僕のものを挿入し、激しく腰を振り始めた。小さな乳房が面白いほど揺れた。
この、青野の嫉妬のような努力のおかげで、僕の関心は次第に現実へと戻されていった。
そこへ突然ほまれさんが現れた。
「きゃあ!」
青野は飛び上がって股を隠した。
「瑠璃ちゃん、服を着なさい。フェオソフィエワと同じことしてどうするつもり? 勝ち目はないのよ。」
「ほまれさん、それ、なんか意地悪に聞こえます。」
青野は半泣きでスカートを穿き直した。パンツは穿かなかった。僕も慌てて布団で体を隠した。
ほまれさんは正座すると
「セックスしたら赤ちゃんができるの知ってるでしょう? 小学生同士は、体もまだ育ってないんだから、してはいけないわ。」
青野は言い返し
「でも、男子は我慢できないみたいですよ。溜まっちゃって、それが苦しいって。」
「欲望の堰を開放しちゃったら悪魔のいい餌じゃないの。射精なんか、女の子がいなくても自分ですればいいんだから、瑠璃ちゃんは体を大切にして、男子のことは放っておきなさい。」
青野とセックスする回数が前より増えたのは、もっぱら青野の希望によるものだった。青野は強制的ですらあった。
僕が服を脱いでいないのに、青野は言いながら一人で裸になっていく。
僕は青野を嗅ぐたびにフェオソフィエワさんを思い出した。においは少し違っても、濃い女の体臭に変わりはない。
僕が求めれば、フェオソフィエワさんはいつでも姿を見せてくれるように僕には思えた。
勉強を一緒にするという名目で僕の来る青野の部屋で、一番使われているのはベッドだった。
「悪魔って、外からじゃなくて人の中から出入りするんだよ。」
「え? お尻に言われてもよく聞こえない。」
「フェオソフィエワさんは、僕には何にも悪いことをしなかった。動いたのはいつも僕からだった。気持ちいい、楽しい、楽だ、ばっかりじゃだめなんだ。」
青野は僕に向き直ると
「あたしとじゃ気持ちよくないってこと?」
青野は自分の手で僕のものを挿入し、激しく腰を振り始めた。小さな乳房が面白いほど揺れた。
この、青野の嫉妬のような努力のおかげで、僕の関心は次第に現実へと戻されていった。
そこへ突然ほまれさんが現れた。
「きゃあ!」
青野は飛び上がって股を隠した。
「瑠璃ちゃん、服を着なさい。フェオソフィエワと同じことしてどうするつもり? 勝ち目はないのよ。」
「ほまれさん、それ、なんか意地悪に聞こえます。」
青野は半泣きでスカートを穿き直した。パンツは穿かなかった。僕も慌てて布団で体を隠した。
ほまれさんは正座すると
「セックスしたら赤ちゃんができるの知ってるでしょう? 小学生同士は、体もまだ育ってないんだから、してはいけないわ。」
青野は言い返し
「でも、男子は我慢できないみたいですよ。溜まっちゃって、それが苦しいって。」
「欲望の堰を開放しちゃったら悪魔のいい餌じゃないの。射精なんか、女の子がいなくても自分ですればいいんだから、瑠璃ちゃんは体を大切にして、男子のことは放っておきなさい。」
更新日:2021-06-29 06:57:22