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  「うっ…」

 ゲルググのコックピットで、エティウォールは
 突然現れたガンダムの姿に釘付けになっていた。
 そして…。

  ドッ…!

 ゲルググがガンダムに接近しようとする。
 …が、しかし!

  シュウッウゥンンッ!!

 それを拒むようにガンダムが後退、
 二体はある程度の距離をおいて静止した。

  『エティウォール』

 誰かがエティウォールの名を呼ぶ。
 そして彼はその声を聞いた。
 間違いない。「あの声」だ。

  「あんた…なのか…?」

 彼のその問いに答えるように、ガンダムの
 ツインアイが明滅する。
 そして…まるでエティウォールとは戦いたく
 ないといわんばかりに、装備された
 ビームライフルの銃口を下げた。

  「やはりそうなんだな…!」

 ゲルググもまた、持っていた武器を下げる。
 二体はそのまま向かい合い、微動だに
 しなかった…。

更新日:2022-03-11 15:47:48

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機動戦士ガンダム R191 特別編 / 物語を紡ぐもの