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【第一詩】「わたし」

誰も彼もが違うこの世界
「違い」は「確執」を生んでいく

才能が全てのこの世界
誰もが「自分」を持っている訳では無いのに

「わたし」にできない
でも「あなた」はできる

そんなことが多すぎて 「出来ない」より「出来る」を羨み、恨む 「わたし」の居場所はどこにある?

何にもできない「わたし」はどこへ行っても変わらない

つまらない「理」「世間」「常識」 そんなものに縛られて、人との違いに気付いてしまう

ねぇ誰か……救ってよ
「わたし」を「肯定」してよ

幾ら頼んでも皆には「わたし」は見えない
通り掛かった通行人は皆「わたし」を無視して去っていく

友達だって「わたし」は見えない
家族でさえ「わたし」を知らない

本当の「わたし」はどこへ行けば良い?

どこにも行けず、誰にも見えない……こんな「わたし」はどうしたら良いの?

皆 皆居なくなれば良い

「わたし」を知らない「皆」が居ても本当の「わたし」は見えやしない

仮面を被った「わたし」なんて「わたし」じゃないのに それに気付く人は居ない

そんな夜を何日も過ごして……それなのに誰も「わたし」を見てくれない

辛い?
苦しい?
寂しい?
そんな想いは知らない

違う、皆違う
「わたし」は外れ者

目から出るのは何の涙か
それさえも「わたし」にはわからない

仮面を被り過ぎた「わたし」にはもう本当の「わたし」なんてわからない

救って欲しい、「わたし」を
受け入れて欲しい「わたし」を

ねぇ「わたし」はここに居るよ
誰か気付いて「わたし」に

「わたし」にもわからない「わたし」が悲鳴を上げる
でも誰も「わたし」には気付かない

きっとこの「わたし」だってその内消えてしまうのだろう

いつかは「わたし」にもわからなくなってしまうのだろう

怖い、怖い、怖いよ
消えたくないよ……亡くなりたくないよ

助けて、誰か……気付いてよ

「わたし」もわからない「わたし」なんて要らないの?
誰にも肯定されない「わたし」なんてなくなれば良いの?

きっと「世間」はそう言うのだろう

「常識」に否定され
「理」に想いは消され

何も見えないこの暗闇に……差し伸べられる手など無い

それでも暗闇に居るのは辛くて……救いを求める「わたし」が居る

誰も救ってくれないか
誰も助けてくれないか
誰も見てはくれないか

それなら「わたし」など消えてしまえば良い

そう想うのは「自然」で
それなのに何故怖い?
それなのに何故怯える?

違う、違う 「わたし」は違う
違う「わたし」なんて要らない、欲しくない

それなのに震え、名も無い涙が溢れ出る

誰か助けて
誰か救って

一人で生きていくのはもう辛いの
一人で歩んでいくことなんて出来ないの だからねぇ「誰か」

誰も彼もが違うこの世界
「違い」は「確執」を生んでいく

才能が全てのこの世界
誰もが「自分」を持っている訳では無いのに

「わたし」にできない
でも「あなた」はできる
そんなことが多すぎて

「出来ない」より「出来る」を羨み、恨む 「わたし」の居場所はどこにある?
何にもできない「わたし」はどこへ行っても変わらない

つまらない「理」「世間」「常識」
そんなものに縛られて、人との違いに気付いてしまう

それでも生きなければならないこの世界 名も無い涙は止まらない

それでも未来は止まらない
「わたし」を怯えさせていく
それでもずっと待っている

だから一歩一歩進む

「わたし」が気付かない「わたし」
家族が知らない「わたし」
友達に見えない「わたし」

色んな「わたし」が居るけれど
どんなわたしだって待っている「未来」は居る

だから気付かれない……それでも良いのだろう
ゆっくり気付かれ、消えていけば

「未来」には何人居るだろうか
「居場所」はあるだろうか

その答えを知っているのは「未来」だけ だからゆっくりゆっくり進めば良い

きっと「未来」は素敵な場所だ

そんな風な期待を込めて今日も「わたし」は進んで行く

知らない「わたし」と葛藤しながら
それでも明日を見据えてゆっくりでも進んで行く

いつかは「誰か」がわかってくれるだろう
ゆっくりでも進んで行けば

そして「未来」はきっと明るい

だって「わたし」が生きてるのだから だって「皆」が生きているのだから

更新日:2021-04-03 23:42:47