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女性器は興奮しているように見えた。これは、やはり誘っているのではないだろうか。形だけでもと、指の代わりに腰を当てがってみたら止められなかった。深く、素速く妹の女性器めがけて、兄は陰茎を突き込んだ。
「ぎゃっ! ばか!」
入ってきたのが指ではないと、アーシュラは身を捩らせたが、妹の中は想像を遥かに超えて気持ち良く、罪悪感など微塵も兄の脳裏に浮かんでこなかった。三十年分の辛さを吐き出す勢いで豊作は腰を振った。後ろから妹の栗色の髪を、手綱のように摑んだ。
「お腹に入ってる! き、気持ちいい! 痒いのにちょうどいい!」
豊作は続けざまに二度射精した。アーシュラも、たちまち絶頂を迎え、肛門がひとりでに動いていた。
なおも豊作は女を堪能しようと欲張って、性器は繋がったまま妹の体を仰向けに返し、幼い乳房に吸い付いた。
「痛いっ!」
叫んでも乳首は吸い上げられるばかりだ。その間も兄の腰は機械のようにリズムを刻んで前後し続けた。
「お兄ちゃん、イクっ、イクっ!」
ひたすら女を貪ってくる兄に身を任せるうち、アーシュラのアトピーは快感に洗われ、収まってしまった。
アーシュラは、その時から、豊作との行為がやめられなくなった。一日の決まり事として、心のリストにそれは追加された。
いつも子宮の中にたっぷりと兄の精液を溜め込んだアーシュラに、妊娠した様子が見えなかったのは、彼女が初潮を迎える前だったからだろう。
「ぎゃっ! ばか!」
入ってきたのが指ではないと、アーシュラは身を捩らせたが、妹の中は想像を遥かに超えて気持ち良く、罪悪感など微塵も兄の脳裏に浮かんでこなかった。三十年分の辛さを吐き出す勢いで豊作は腰を振った。後ろから妹の栗色の髪を、手綱のように摑んだ。
「お腹に入ってる! き、気持ちいい! 痒いのにちょうどいい!」
豊作は続けざまに二度射精した。アーシュラも、たちまち絶頂を迎え、肛門がひとりでに動いていた。
なおも豊作は女を堪能しようと欲張って、性器は繋がったまま妹の体を仰向けに返し、幼い乳房に吸い付いた。
「痛いっ!」
叫んでも乳首は吸い上げられるばかりだ。その間も兄の腰は機械のようにリズムを刻んで前後し続けた。
「お兄ちゃん、イクっ、イクっ!」
ひたすら女を貪ってくる兄に身を任せるうち、アーシュラのアトピーは快感に洗われ、収まってしまった。
アーシュラは、その時から、豊作との行為がやめられなくなった。一日の決まり事として、心のリストにそれは追加された。
いつも子宮の中にたっぷりと兄の精液を溜め込んだアーシュラに、妊娠した様子が見えなかったのは、彼女が初潮を迎える前だったからだろう。
更新日:2021-03-22 12:06:07