官能小説

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あにといもうと

「お兄ちゃん、お尻の穴が痒くて仕方ないんだけど、見てくれる?」
 妹の顔と体つきとを見て、また美しくなったと豊作は思った。妹の父親は、豊作の母の再婚相手で外国人だった。名をアーシュラという妹は、見た目も日本人から離れていた。
「どうなってる?」
 椅子に座った裸のアーシュラは、両腿を持ち上げた格好で兄に見せながら尋ねた。
 少女は中学生になって、代謝の高い体から、濃いにおいをいつでも発している。それに慣れることのない兄は、妹が近くに寄るたび、いつでも惹かれた。この時も、そこを見るより豊作は、妹の裸の肌をふわりと嗅いでいた。
「何ともないぞ。」
「もっと近くに寄って! お尻の穴!」
 鼻先が触れるほど近づいた豊作の面前に、いきなり妹は大きなおならを吹き付けた。女性器のいろいろなにおいを嗅ぎ分けようと集中していた豊作は、別な悪臭を肺まで吸い込ませられてむせた。
「あははは!」
「お前といると理想に溺れなくて済む。女の屁も臭いことが分かった。」
「当たり前。ねえ、ちゃんと見てよ。」
「見た。自分で洗ってこい。尻の穴より、割れ目の方になんか付いてるぞ。」
「取ってよ。あたしからは見えないんだから。」
 アーシュラが肉を左右に広げて差し出すと、豊作は、新しく濃い女のにおいに再度引き寄せられた。豊作は童貞だった。
「お前、穴が三つとも開いてる。いいなあ。俺もいい加減、童貞捨てたいんだよ。ちんこ入れていいか? そろそろ限界だよ。」
「駄目。もう精子が出したい?」
「当たり前だ。」
 アーシュラが幼稚園の頃から、豊作は、女に対する欲求を妹に頼んで満たしてきた。見せ合い、触り合い程度の遊びだったところへ、妹の成長に伴い、兄の射精が加わった。それをアーシュラに嫌がられた事は一度もなかったが、伸び盛りの十三歳の女体は、兄の行為に自分の欲求を織り混ぜることが多くなってきていた。
 実際、今回のこれも、アーシュラのからかいであるとともに、一種の露出欲、そして誘惑でもあった。もちろん女らしく、見せたところは濡れている。
「精子出るとこ見たい。自分で出して。指なら貸してあげる。」
「けち。せめて、口でしてくれよ。」
「いや。」
「これじゃ、呉れ騙しだよ。酷いぞ。」
「そんなに欲しいなら、そこ、舐めていいよ。」
「舐めてください、だろ。」
「舐めたいくせに。」
 濃い味と女のにおいは、なぜか空の胃の腑を刺激した。
「腹減ったな。お母さんは?」
「出かけるって昨日言ってたの忘れたの? 多分、彼氏のところだよ。」
「ふうん。」
 女の自分にはない硬く屹立した陰茎を兄が片手でしごくのを妹は眺めていたが
「あん!」
 豊作は、結局、アーシュラの肛門をすっかり舐めつくして、もう襞の間を辿っていた。乳首のように陰核を、気のはやる兄が吸い始めた。
「あ、いく!」
「ん! 俺も」
「見たい!」
 豊作は、すばやく手に渡された妹のパンツへ間髪入れずに射精した。アーシュラは、股の間で一生懸命な豊作の表情と、不思議な白い液体の噴き出す様子を交互に眺めて、くすっと笑った。
「笑うなよ。ひどい奴だ。」
 まだ射精が終わらず、恍惚として妹の襞のなかへ話しかける兄に妹は
「どすけべ。変態。」
「兄にけつの穴舐めさせる妹がいるかよ。」
「妹の体欲しがって精子出す兄ってのはどうなの?」
 けれどもアーシュラは、兄の体液に濡れたパンツを拭きもせず穿き直した。上から塗り込めるように、指でこすりつけた。そして、頭の垂れかかった陰茎の根元を手ずから摑み、手前に固く引き絞りながら
「中に残ったの出してあげる。」
「押し潰すみたいにするなよ。」
「出てきた、出てきた。今度、友達に精子見せてあげてもいい? すごく見たがってる子がいるの。」
「その子に会って直接見せたい。ラーメン、あったっけ?」

更新日:2021-03-21 17:22:18

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