少しつかれてきた時、

たくさんのちょうこくのある、すばらしいたてものについた。

それは、とてもゆいしょあるたてもので、

「モーツァルトの家」とよばれた。

その名のとおり、

一時そこにモーツァルトがすんでいたのだった。

私たちがはいっていくと、

そこにいた、劇場のかんり人かもしれないおじいさんが、

いろいろせつめいしてくれた。

私たちのあるくこのゆかの上で、

たくさんの有名な音楽家がとおったのだ。

ホールの中には、カバーのひかれたつくえと、

ピアノが2台あった。

なぜつくえにカバーがかけてあるかといえば、

その上でモーツァルトが数々の名曲をかいた、

そのままにしておきたいからだった。

そのピアノでたくさんの音楽家がひき、

ここをきょてんにして、

名を広めていったのである。

その同じところで、私たちがひくのだ。

まるでモーツァルトになったような気分だった。

まずはじめに、すきな曲のはじめだけ、ひいてみた。

まず、男の子がひいた。

彼の名は、Ａだった。

すごく音がひびくので、音きょうがいいとすぐにわかった。

つぎに、Ｍという、女の子がひいた。

その音と音楽をほんの少しきいただけで、びっくりした。

まるで、本物のバイオリンニストのようだったからだ。

そして、最後に私がひいた。

天じょうの本物の絵と、シャンデリアと、

たくさんのちょうぞうをまっすぐみて、

モーツァルトのことを考えながら。

そして、それぞれ、へやをわかれて、することになった。