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電話
走って帰って玄関で家政婦さんに「おかえりなさいませ」と言われる
「ごめんなさい」
とだけ言って靴もバラバラでスリッパを履き階段を上って自分の部屋へ入った
バタンと音がしてドアを閉めた
我慢してた涙があふれ出す
ドアを背もたれにして座る
何にも知らないのに
こんなに涙が出るなんて
でも、1つ確信したこと”彼女が居る"ということ だけは確かだから
ティッシュを何回も何回も出して静かに泣いた
カバンの中にあるケータイが震える
ケータイを開けると非通知設定の文字
「誰…?」
涙を拭いて声を確かめた
「…もしもし?」
「凜ちゃん?」
いきなり凜ちゃんと呼ばれびっくりする
「…誰?」
「ごめんなさい」
とだけ言って靴もバラバラでスリッパを履き階段を上って自分の部屋へ入った
バタンと音がしてドアを閉めた
我慢してた涙があふれ出す
ドアを背もたれにして座る
何にも知らないのに
こんなに涙が出るなんて
でも、1つ確信したこと”彼女が居る"ということ だけは確かだから
ティッシュを何回も何回も出して静かに泣いた
カバンの中にあるケータイが震える
ケータイを開けると非通知設定の文字
「誰…?」
涙を拭いて声を確かめた
「…もしもし?」
「凜ちゃん?」
いきなり凜ちゃんと呼ばれびっくりする
「…誰?」
更新日:2009-03-01 13:09:41