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「分からない?俺だよ!爽平!」
「爽平…。爽平…!」
何故か気付けば爽平と呼んでいた
「ごめん!いきなり爽平って呼んで。彼女いるのに」
最後の部分はやっぱり小さくしか言えなかった
「え?名前のことはいいよ!俺も凜って呼んでいい?」
「うん」
笑っていた
自分でも分かるくらい
「どうしたの?」
「なんか話したいって思って」
爽平はあははと笑う
「何それ~?」
つられてあたしも笑う
少しだけほんの少しだけ頑張ろうって思えた
あなたの笑い声、笑う姿見たい
だから、彼女さんに嫉妬なんてしない
しない―
    じゃない
         しちゃだめ
あなたの悲しむ顔みたくないから
あたしが気持ち伝えたら、伝えたとききっと悲しい顔するから
少し彼の性格分かった
きっときっとだけど優しい人
「爽ちゃん?」

更新日:2009-03-01 13:13:58

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