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小説

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プロローグ

 S・C(ストライフ・センチュリー)2000年1月22日午後11時57分32秒……
 場所はL5、廃棄コロニーマスターピース……戦闘の光が瞬く。機体こそ爆発はせずに大破してもほぼ原形を留めた侭、デブリと化す此の無情な宇宙の中で1つの戦いが既に始まっていた!

 目撃される機影は18。内青側が11、赤側が7。青側は水色の艦船が1隻と灰色の人型をした所謂MS(モビルスーツ)が10機。赤側は緑色の艦船が1隻と黄土色のMSが1機、緑色のMSが5機。青と赤は互いに殺し合いを演じる。理由は此の時点では不明。艦船及び其々の指揮官機と思しき機体から命令を下す何かが通信機を通じて怒鳴るように発せられる事から此れは戦闘行為の1つだと判明する。一体何の理由で双方が戦いを始めるのかは此の時点では明確ではない。

「何でこう成った? 何で俺は人生すら始まっていないのに、こんなに運が悪いんだ!」と或る一人の少年が或るMSの中で人生の不運を語り出す所から始まる。彼は青側に所属する故に灰色のMSに乗る。但し、彼が乗るのは頭にフィッシュヘッドのような何かを被った所謂量産型MSに分類される代物。

 既に機影は17。内青側10、赤側が7。特に赤側の中央に位置する黄土色の機影が記録する撃墜スコアが7に伸ばす。少年の脳裡では其れが赤側のエースパイロット級だと推測する。

「あたれ当たれ当たれ……ウワアア、又被弾した。だ、大丈夫だよなあ!」既に機影は14迄減少。内青側8、赤側6。中でも中央の黄土色はロックオンしても直ぐに逃れるだけの機体速度を有する。其れが少年を益々、焦燥感を高めさせて操縦稈の握りもペダルを踏む力さえも誤らせては……思わず背後に在ったデブリにぶつけて中破寸前に成る所。「又操縦ミスを……クソウ、もう味方のデクストは俺のを入れて5機だけに成った。向こうは未だ5機も居やがる。特にやたら動きまくるあのドロッキ2だけは如何やっても被弾してくれないのかよ!」

更新日:2021-02-19 05:41:04

(非公式同人)機動戦役ガンダムF