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小説

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幻聴アネミイ

今日は朝から頭痛がする。
ズキンズキンと頭に鈍い痛みが走っている。
でもそんな僕、柏木理人(かしわぎまさと)の事情などお構いなしに、
先生のつまらない授業は続いていく。

カリカリカリカリ…
カリカリカリカリ…

クラスのみんなは先生が黒板に書いた文字を懸命にノートに書き写している。
そうだ、僕も書かなくちゃいけないんだ。
『ここは試験に出るぞ』ってさっき先生が言ってたじゃないか。

アルファ線、ベータ線、ガンマ線、紫外線、スペシウム光線…
駄目だ、頭がおかしくなりそうだ。
しかし…何の痛みなんだ、これは?


僕はチラリとクラスのみんなの様子をうかがう。
クラスの端の席に座る西小町(にしこまち)の姿が見える。

『ねえ、昔馴染みみたいな顔して私に話しかけないでくれる?迷惑なんだけど』

…ついさっき西小町に言われた言葉が頭の中でリフレインしてくる。
西小町は僕の中学校の頃からの知り合いだ。
セミロングの髪を首の辺りで二つに結んで、小さなおさげを二つ作っている。
ドラえもんのしずかちゃんの髪型にちょっと似てる…と言えばわかりやすいだろうか?
中学時代から目鼻立ちが整っていた小町は、高校に入ってから急に可愛くなった。
でも学校で注目をされだすと、小町の僕への態度は急に冷淡なものへと変わっていった。
しずかちゃんのように優しくて大人しかった性格は社会に媚びた高慢なものになっていった。

中学の時は2人で映画を観に行った事もあったんだけど…
多分あいつの中ではもう黒歴史になっているんだろうな。
くそっ!何なんだ、アイツ。
ちょっと可愛くなってモテだしたら急に態度を変えやがって…

もういい、とても勉強する気にはなれない。
僕は目を閉じて妄想を始める。
西小町を拷問して辱しめてやる。
場所は…狭い個室がいい。

…。
西小町を上半身は高校の制服を着せたままで、下半身のスカートだけを剥ぎ取って白いパンツだけの姿にする。
四つん這いの格好にして両手両足を鉄の手錠足錠で固定した犬のような姿で拘束する。
「ちょっと…何これ…柏木!?」
西小町は不自由な肢体をくねらせて不安そうな表情で僕に尋ねてくる。











更新日:2021-04-12 01:45:02