〜プロローグ〜
「ずっと前から好きでした。付き合ってください。」
俺、栗林大翔は正直舞い上がっていた。相手は美人な幼なじみ、今までそう言う目線で見たこと無かったけどこれを断るのは、損すぎる。だからこう言った。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
俺の初めての彼女は顔を桜より赤くして泣いていた。俺はよくわからないが、心が桜色に染まったと思った。そしてふと疑問に思った。
『あいつの心は何色だろう?』
もし、同じ桜色なら運命だなとか思いつつ、俺の青春が始まった。
更新日:2021-02-12 23:42:24