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新型コロナウイルスの考察

新型コロナウイルスの考察其の①「マスクは必要か?」





 新型コロナウイルス正式名称 (COVID-19)は世界的に爆散して早くも

半年が過ぎようとしているが、その勢いは納まらず、普通の風邪ウイル

スと同じ扱いで各国とも定着しつつある。ここで各国の国民性の違いと

コロナウイルスへの捉え方の違いが大きくクローズアップされ問題と

なっている。マスクする提唱者とマスクはしないとする提唱者が正に

世界を二分する論争に発展し、デモが行われる国も多々ある。


 世界でも現在激しく抗議行動を起こしているのはアメリカで一部記事

を引用すると、、、【ワシントン時事】新型コロナウイルスの感染が再

び拡大する米国で、マスクをめぐる論争がやまない。マスク着用が感染

拡大を和らげる効果は理解されるようになったが、着用義務化には保守

層を中心に「個人の自由だ」として強い抵抗があるのが現状。マスク論

争が米社会をさらに分断させ、着用義務化に反対するトランプ大統領の

下で政治問題化している。、、、とこのように個人の人権問題が絡み

収集のメドが立たない状況にある。


 問題は個人の人権問題と差別問題が同時に絡み合い論争がヒート

アップし納まらないことにある。ここで各国の情勢をみてみる。

「マスク論争」で二転三転する欧米人という記事の引用、、、

 当初WHO(世界保健機関)は「マスクの着用は必ずしも新型コロナウ

イルスの感染予防にはならない」としていました。ところが4月にな

ってからWHOはマスク着用に関する指針を一部変更し、自分が感染し

ている場合に他の人にうつさないためには効果があるという見解を示

しました。、、、というように世界保健機関の発表により欧米諸国

は混乱した状態にある。実際アメリカで事件が起きている。引用、、

マスク拒否者が自分の健康は自分で決める権利がある。と言ったら、

マスク着用者も自分の健康は自分で決める権利があると主張し、マス

ク非着用者を銃で殺害した。とこんなことが起きるのは銃社会である

アメリカだからだが!権利の主張で事件が起きるのは欧米らしいとも

言える。世界的にみるとアジアではマスクしないと他人に迷惑をかけ

るからマスクはしなければいけないとする考えかたが主流で逆に

まず第一に個人の人権を守ることに固執するためマスクをすることへ

の強制への抵抗する考えが多い欧米型に大きくわけられる。

アジアへの好意的なドイツ記事の引用を紹介、、、

ドイツのFOCUSという雑誌のオンライン記事の中では、アジアについ

て「周囲の人を護るためにマスクをする人が多く、それがまわりまわ

って自分への感染を防ぐことにつながっている」と評価しながら、欧

米に関しては「マスクの着用によって他人から感染することを防げな

いならば、マスクはしなくていいやという自己中心的な姿勢が西洋で

は目立つ」と非難しています。、、、



 日本では他人の迷惑を優先する国民性から意見的にはマスク賛成派

が圧倒的だと思うが、気になるのは、ニュースで時々マスクしない

客出入り禁止の報道もあり、やり過ぎて法で強制かけたりすると

いつ欧米のようにならないとも限らないので、我々は世界中の人々

と意識を合わせ問題に対し正しい選択の道を模索する必要がある。

更新日:2020-11-03 17:06:51

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