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七話 女の子の記憶① 「解決策」





「これでは地球は全滅してしまう」
「何とかならないのかね」

「自殺者は増える一方だし、どんどん人類は減って
いっている。」
「でもなんで男性たちだけが減っていってるんだ?

「それはわからない。原因がわからないんだから、
止めようがない」
「ではどうしたら?」
「それは誰もが知りたがっていることだね。」

「すみません!解決策が見つかりました。」
と、手に資料をもって部屋に入ってきた若者。


「なんだって?なんて言った?君?」
「もしかしたら、原因不明なこの現状を変えれるか
もしれません!ただ、
しかし私の方針に従ってください。いいですか?」

政府は口から手が出るほど知りたかった情報だ。
「わかった。君に任せよう!それで?
私たちは何をすればいい?」
「ありったけ白いチョークを集めてください」

「チョーク?」
「説明は後です」

更新日:2020-10-15 09:39:34

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