官能小説

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「さとし、また、いい?」
 くるみが今日も話しかけてきた。周囲は、完全に見て見ぬ振りだ。関係が変化してきているのは知っているはずなのに、誰も何も言おうとしない。女子たちは、いつしか男子を虐めなくなっていた。
 女子更衣室に来て、休み時間をくるみと過ごすのは、日課と言ってもいい程だった。その度にくるみのちんこは僕に何かされ、くるみは泣くのだった。それなのに、くるみは僕を呼ぶのだ。
「あの、皮、剥く練習してたら、精子が出ること分かった。出るとき気持ちいい。お前、あたしの、何か分かったことあった?」
 恥ずかしそうにくるみは尋ねた。
「赤ちゃんの生まれる穴があった。」
「恥ずかしい。ねえ、どうしてこんな事になったのか知ってる?」
「知らない。」
 誰がしたかは知っているけれど、どうやったのかは知らないのだから、僕は嘘をついてはいない。
「パンツが汚くならない?」
「女子のはすぐ汚くなるって分かった。もう慣れたけど。」
「じゃなくて、何かたくさん出てきたりしてない?」
「別に。いじってるとぬるぬるしてくる。」
「恥ずかしい! 何か出てくるようになったら、生理が始まるんだって。あたしもどうなるのか、知らないからね。」
「自分で精子って出せるの?」
「・・・うん。」
「やってみてよ。僕は分からないもん。」
 くるみは、目を逸らすと、パンツからちんこを取り出した。なぜかそれは上を向いて立っていた。
「これ、勃起って言うんだよ。こうなったら、こうやって、こするの。皮を剥いたり戻したりして」
 見ている僕の前で、くるみは器用に扱き始めた。その動きが速くなり
「あ、もうすぐ出る。ティッシュ、無い? 飛ぶんだ。うっ!」
 一瞬、苦しそうな表情をくるみが見せたと思ったら、皮の剥け切ったちんこの先端から、白い液体が飛んで、更衣室のロッカーのいくつかを濡らしていった。
「止めろよ! 汚いじゃないか。」
 僕は、まだ動いているくるみのちんこを握りしめた。
「きゃあ! 出てる途中になんて事するの! 痛い! どうかなっちゃう! 中が爆ぜちゃう! あたしのおちんちんが駄目になっちゃうよ!」
 僕は袋の中を探ってみて
「精子って、この玉に入ってるんだよね。押したらもっと出るのかな。」
「ち、ちが、ひっ!」
 指の腹で僕は玉を片方ずつ力強く圧迫した。僕は男の股間の感覚をすっかり忘れていたのだった。くるみは、精子を撒き散らしながら、嘔吐するように悶えつつ、倒れて泣いてしまった。

更新日:2020-10-09 08:10:42

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