官能小説

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股間交代

 翌朝、気分は上々だった。股間の痛みは残っていなかった。
 実は、今月、僕は初めて夢精をしたのだった。三日に一度くらいは出るようになり、そろそろまた漏らす頃だったが、その様子もなかったので安心した。
「腫れてないだろうな。」
 昨日の大きさを思い出しながら僕は股間に手をやってみた。
「?!」
 ない。男のものが無くなっていた。全く跡形もない手触りだった。
 焦った僕は、パンツを下ろして覗いてみた。
「なんだ、これ?」
 股間には、縦に切れ込んだ溝が一本あるだけだった。昨日までは無かった毛が真ん中に集まって生え、溝は尻の方へと伸びている。膝を立てて奥を眺めた僕は、左右に溝を広げてみた。
「うわっ!」
 何やら複雑な赤い肉がでこぼこと入っている。
「切り取られた? 大変だ。」
 しかし、痛みもなく、朝の尿意もいつも通りあった。僕は、取り敢えずトイレに向かった。
 しようと思ったら竿がない。
「え? 仕方ない。」
 大の便器に座り、僕は、そこを見つめながら小便を始めた。
 勢いよく溝のあいだからしぶきが飛び、それが一筋の線になっていった。出る場所も、ずいぶん下の方にあるらしい。変な感覚だった。
「拭かないとだめだな。」
 尻を拭く要領で、僕は溝を拭うと
「まあ、困ることはないか。女子が見てどう思うかだな。玉は無いから、何されてももう大丈夫だけど。」
 それから朝ごはんを食べ、僕は学校へ向かった。

更新日:2020-09-28 06:27:34

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