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北の町「森の里」にて

北の町【森の里】に着いた勇者一同は町の光景を見て驚いた。
町の真ん中には大きな木があり
まるで森のような不思議な町だった。

町の者①「ようこそ!ここは森の里よ。」
ハワード「綺麗な景色!!空気も清々しいね!」
リンゼイ「ハワード、まずは町長に挨拶しに行きましょう!」
ハワード「うん、そうだね。」

町の者に町長の家がどこにあるのか尋ねた後に
町長の家へ向かった。

町長の家に着くと同時に急に空が暗くなった。

ハワード「なんだ!?何か嫌な気配を感じる。」
テリエ「みんな、上よ!」
魔物「魔王様の宿敵見つけたぁぁぁぁ。」
ハワード「魔王の手先か!!」

魔物の出現により町の者らが騒ぎ出した。
町の者②「ひいいい、魔物だ!お助けをおおおお」
魔物「邪魔だぁぁぁぁ」
(魔物は町の者を斬り刻む)
町の者②「ぎゃあああああ」

ハワードは町の者が傷つけられる様子を見て叫んだ。
ハワード「やめろおおおお」
ヴェルンドル「おい!前に出すぎだ!!」
リンゼイ「みんなの防御力あげるわよ!守りの光よ!」
ぱああっと勇者一同が光った。
ハワード「ありがとう!」
(すぅーーーっ)とハワードは深呼吸した。
ハワード「魔物!覚悟!」
魔物「ふっふっふっふ。来るがよい。」
ヴェルンドル「まずは魔物の防御力を下げるから時間稼ぎを!」
3人「了解!」
ヴェルンドルがぶつぶつと呪文を唱え始めた。

ハワード「テリエ、遠隔で援護お願い!」
「了解!任せて!」
テリエは五月雨撃ちというスキルを用いた。
まるで雨のように矢が魔物に降り注ぐ。
魔物「むっ」
ハワード「隙あり!」
と足止めスキルを用いて魔物の動きを一瞬封じた!!
ヴェルンドル「待たせたな!邪悪なものよ、デプロテ!」
魔物にまるで青い渦みたいなものが取り囲んだ。
魔物「ふ、これしき、なんてことはない。」
ヴェルンドル「光の雷!」

ヴェルンドルの攻撃魔法がさく裂した瞬間に
ハワードは魔物の方へ突進した。
ハワード「覚悟おおお!」
ハワードはスタースプラッシュという8連撃スキルを使用して
魔物にとどめをさした。

森の里に平和が訪れたが、犠牲は少なからず出た。
木々や花が枯れ葉ててしまった。

魔物が倒され、町長が家から出てきた。
町長「勇者さま、ありがとうございます。」
ハワード「勇者として当然のことをしただけです。
ですが、あんなに綺麗な森のような光景が…。」
町長「いえいえ、また新たな木々の生命が誕生し、
月日が経てば元通りになります。」
ハワード「それならよかった…。」
町長「少ないですがこれはお礼です。
また東の街にいけば他の大陸へ渡れると思います。これは紹介状です。
何かの役に立つかと思います。」
ハワード「ありがとうございます!!」

こうして勇者一同は東の街へ目指すのだった。
続く。

更新日:2020-07-04 12:33:14

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