官能小説

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母親が帰って来て

数時間後…

ガチャガチャ…

拓也は玄関が開く音に気がついた

これでやっと外に出れる。そう思ったが…

「まったく!由美ね!掃除機出しっ放しで!!」

どうやら母親が帰って来たみたいだ

キュイーン

拓也が掃除機の中にいると知らない母親は出しっ放しの掃除機を見て掃除を始めてしまった

拓也は紙パックの奥へ押し込まれ、埃に押されて身動きが出来なくなってしまった

10分くらい、その状況が続いただろうか
ようやく掃除機の電源が切れた
掃除が終わったようだ

パカッ

掃除機のふたが開いて、拓也は真っ暗な世界から紙パック越しに光を感じた

どうやら紙パックを交換するようだ

紙パックが掃除機から外された
その瞬間、紙パックの口が閉じてしまった

この紙パック、捨てる時にゴミが出ないように口にシャッターが付いており、閉められてしまったのだ

そのまま紙パックごとゴミ箱に捨てられてしまった

拓也は必死にゴミをかき分け紙パックから脱出しようと試みたが、今の拓也の力では何もできなかった

更新日:2020-03-11 17:17:34

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