官能小説

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3話





でも待てよ?近くの村に行く前にやることがあった。
ここは慎重に行かないと。そう。

嗅覚のレベルがあがったということはもっと何かを見つけられる
かもしれない。という可能性。

私はそこらへんの地面をクンクンにおった。ここから一番近くの
村に行くにはまだ自信がなかったから。だって犬だし途中で魔物に
襲われたらひとたまりもない。回復薬は背中に背負っているけど、
たくさんは持ってない。やっぱりブラックについて来てもらったほ
うが良かったか?いやいや。大丈夫。なんとかなる。
クンクン。ん?な、なんだ。ここに何か埋まってる。薬のにおい
じゃない。なんだろ?ん?これは?これは?もしかして?私の目は
輝いた。私は前足で地面をほった。だって。これは察するに、

金じゃね?金じゃね?ゴールドじゃね?嬉しくて飛び上がりそうに
なったわ。
私は見えるところまで掘り出した。やっぱり金だった。それも、
7千万くらいある。いったい誰だよ?こんなところに金を隠したのは?
まあいいや。全部、私のものだ。これで装備や武器屋、それらを入れる
袋の容量が増える。私はいったんホイミンアイラの街まで戻った。
この街は良いところ。魔物が買い物することもできるからだ。って
言っても悪い魔物にはここへはいる許可がおりないけど。
というわけで私は害を与えない良い魔物ということになっていた。
だって見た目が弱すぎる下級の魔物に見えたらしい。違うけどね?
だって私はただの犬だし。でも喋れるから魔物と思われたらしい。
「へーいそこのポメラニアンに化けている魔物ちゃん?」

「ん?なによ?」
「ここの店に寄っといで。君に合う装備や武器それから袋の容量を
増やすことも可能だよ~」

「え、そなの!!私に合う装備や武器を全部買うわ袋の拡張も最大
にして欲しいわ」
「君?そんなにお金も・・・」
私は今しがた掘り当てたゴールドをすべて店屋の人の目の前に置いた。
「これで買えるだけ買うわ。確認のためにもう一度いうけど私に合った
装備や武器や袋の拡張をお願いしたい、できる?」

「出来ます!わかりました!すぐに全部そろえてここに今すぐ持って
きますから逃げないでくださいね!」と店屋の人が言って店の奥に
入っていった。そして、すぐに出てきた。
「ポメラニアンに合う武器と装備はこれがすべて、袋の拡張はいま
代理が作っているところなので5分待ってください。ここは専門店な
のでいろいろありますが、君のような人ははじめてだ。私のおすすめ
としては歯に取り付けるこの鎌のように鋭い補助武器が結構使えます。
あと装備は前足が弱いのを防ぐ靴、頑丈で軽いそして早く走れるし、
どんな地面だって掘ることが出来る優れた製品です。あとこっちは、
身体全体を守る守備力100パーセントの犬服がありますが?どう
します?これにまだガードをつけるなら金額が跳ね上がりますが・・・」

「今言ったおすすめのを、それぞれ4個ください。無くしたり落とし
たり、壊れたときのために、必要になるので。もちろんガードをつけます」
「はい畏まりました。」それから15分後、私は、どの魔物からも
羨ましがられる装備を可愛く着こなしていた。ただ一つだけ不満を言う
と、全然強そうに見えないっということだ。

しかし、装備類は揃った。よし。レベル上げに行こう。

更新日:2020-01-19 00:08:48

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