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最初の出会い
僕の名前は潤。高校2年生。
彼女いない歴17年の童貞である。
実を言うとクラスメイトの中に気になる女の子がいる。
その子の名前は五十嵐あおい。
ショートヘヤーで髪は黒く、メガネを掛けたごく普通の女の子である。
あまり話さない子なので友達があまりいないようだ。
僕はあおいさんがとても気になり思い切って声をかけてみた。
「あおいさん」
「はい」
「いつも同じ本を読んでるよね」
「うん」
「どんな本か見せて」
と言ってあおいさんの本を覗こうとした瞬間
「見ないで!」と言いながら本を隠してしまった。
顔を真っ赤にしながらうつむいてしまったあおいさんにごめんと謝った。
あおいさんは少し頭上下に動かして、またうつむいてしまう。
「うつむいてる姿がかわいいね。メガネを取るともっとかわいいかも」
というとあおいさんは手で顔を隠し、今にも泣き出しそうな状態になってしまった。
あおいさんから離れた後で、周りの女子から聞いた話だと、なんかの参考書みたいで、文字が記号みたいなのが並んでいて全く読めない。
写真やイラストも古そうなので、結構古い本じゃないかと言っていた。
一体何の本を読んでいるのだろうか。
放課後、帰宅するあおいさんを見て
「やっぱり気になる。明日もう一度謝ってみよう」
と思い自分も帰宅する。
彼女いない歴17年の童貞である。
実を言うとクラスメイトの中に気になる女の子がいる。
その子の名前は五十嵐あおい。
ショートヘヤーで髪は黒く、メガネを掛けたごく普通の女の子である。
あまり話さない子なので友達があまりいないようだ。
僕はあおいさんがとても気になり思い切って声をかけてみた。
「あおいさん」
「はい」
「いつも同じ本を読んでるよね」
「うん」
「どんな本か見せて」
と言ってあおいさんの本を覗こうとした瞬間
「見ないで!」と言いながら本を隠してしまった。
顔を真っ赤にしながらうつむいてしまったあおいさんにごめんと謝った。
あおいさんは少し頭上下に動かして、またうつむいてしまう。
「うつむいてる姿がかわいいね。メガネを取るともっとかわいいかも」
というとあおいさんは手で顔を隠し、今にも泣き出しそうな状態になってしまった。
あおいさんから離れた後で、周りの女子から聞いた話だと、なんかの参考書みたいで、文字が記号みたいなのが並んでいて全く読めない。
写真やイラストも古そうなので、結構古い本じゃないかと言っていた。
一体何の本を読んでいるのだろうか。
放課後、帰宅するあおいさんを見て
「やっぱり気になる。明日もう一度謝ってみよう」
と思い自分も帰宅する。
更新日:2020-01-05 17:53:19