官能小説

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 いつのまにか眠っていた四郎は再び目を覚ました。暗く温かい。まだ膣の中なのに違いない。
 外で女の声が聞こえた。
「妖精におしっこかけちゃったの。そしたら、あそこに入っちゃって、まだ中にいる。恐いよ。」
「そんな話、聞いたことない。だいたい何で妖精と喋れるの? あんた、すけべなこと覚えて、妄想してるんじゃない? 人に聞かれたら大変じゃないの。」
「嘘じゃないもん! 中を見て!」
「いやよ、そんなとこ。汚い!」
「自分だってある癖に。うっ!」
 巨人が呻いたのは、四郎が膣から身を乗り出したからだった。
「ああっ!」
 もう一人の巨人が驚いて四郎を見つめた。その巨人は水色の髪だったが、顔は二人ともよく似ている。一見して姉妹だと思われた。
「本当に妖精!」
 四郎はつるりと股から出ると、テーブルの上に飛び降りた。実に身軽だった。重力をほとんど感じなかった。
 巨人は二人とも裸だった。体つきを四郎は素速く比べてみたが、水色の髪の巨人は少し歳上らしく、胸が膨らみかかっている。水色の陰毛も、割れ目の前に狭く固まって生えている。中学生くらいだろう。
 彼女は
「妖精が何の用ですか。あたしたち、何も悪い事してないし、平和に暮らさせてください。」
 気の強そうな女だと四郎は思った。さっきは取り乱して欲望に身を任せてしまったが、冷静になって状況を把握しようと思った。
「俺は妖精じゃない。妖精って何? それに、君たちは誰? ここはどこ?」
「本当に喋った? 妖精じゃない? でも」
 姉の巨人は少し頬を赤らめて四郎を見つめていた。起きたての四郎は硬く勃起している。
「男の人なんですね。初めて見た。あたしたちは女の人間です。」
「女の人間?」
 姉はいよいよ赤くなり
「そうです。知らないの? 妹の、見たんでしょう? まあ、妹は子供ですけど。」
 そう言って、テーブルに片膝を上げ、女性器を広げて見せた。
「も、もっと近くで」
 四郎が寄ると巨人は脚を下ろした。小さな乳首が突き立っていた。
「ローザ、ちょっと待ってて。」
 そして四郎を手に乗せた姉は、隣室へ歩いていった。

更新日:2020-01-03 02:25:33

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