官能小説

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「今日は肉を持ってきた。頼みたいことがある。」
 リヴィエラとエスメラルダは、小陰唇の干物を十二枚、最下層民たちの前にどさりと下ろした。
「肉! これは女だね。」
 一人の女が干物を嗅いで言った。
 リヴィエラは
「そう。男の糞とどっちがいい?」
「肉がいいね。時にはね。畑には良くないね。頼みは何かね。」
 女は異様な顔をして、手脚には男のように毛が生えていた。しかし、体つきは女らしく、乳房も豊かなら、腰の肉付きも良かった。
 エスメラルダは
「男を一人貸してほしい。こっちに、あんまりいないんでね。」
 下層民の女たちは、ひひひと下品な笑いを一様にした。
「男はうちにも少ないけどね。若いのがいいかい? やり慣れたのがいいかい? いひひひ!」
 リヴィエラが、少し躊躇して
「若いのだ。威張られちゃ困るからね。」
 嫌らしい笑いを顔に浮かべた女たちは短く相談した。それから二人が走ってどこかへ行った。
 ふと、まだ胸のない少女らしい女が、いつの間にか現れたかと思うと、干物に齧り付いた。女たちは少女を捕まえ、散々に蹴飛ばしたり殴ったりした。そして、とうとう動けなくなった少女の股間に、一人が棒切れを差し込んだ。毛のない割れ目から血が流れた。
「野蛮人め!」
 リヴィエラが吐き捨てるように、しかし小声で言い放った。
 先の二人が男を連れてきた。リヴィエラより若いと見える痩せた青年だった。いかにも不潔そうな青年は酷く怯えていた。
「好きにしろ。こいつも、盗んだ奴。もうすぐ殺して、金玉取って食う。でも、お前たちにやる。」
 エスメラルダは、青年の男性器の大きさに息を呑んだ。陰茎は彼女の手のひら二つ分より長く、睾丸は拳より大きそうだ。
「は、初めて見た!」
 リヴィエラが
「蹴り飛ばしてみようか。人間と同じ反応かどうか。」
「いえ、もっと大切にしたい。連れて帰ろう。」
 二人は青年を摑むと、魔法で宙へ飛び上がった。

更新日:2020-01-03 02:36:32

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