- 16 / 28 ページ
「待て!」
その一言で全ての銛が落下し、リヴィエラも地に叩きつけられた。
空中に、銀色に輝く少女が浮いていた。リヴィエラは
「き、貴族?」
フローラだった。
「人間の頭に妖精がいる。しかも男だ。一緒に駆除するつもりか。気を付けなさい。」
そして四郎の方へ向き直ったフローラは
「あなた、変わった顔ね。見たことがない。」
彫りの浅いことを言われたのだと思ったが、何を答えたらいいのか分からない。四郎にとって、初めて目にする妖精だった。
「び、美人!」
「ええ?!」
空中のフローラが狼狽したのが分かった。美人は全裸で、股間の溝を隠さず晒している。
「胸があるのに毛は無いんだ!」
思いを声に出してしまった四郎にフローラはますます動揺し
「い、いやらしい!」
赤面と同時に魔力が弱まったらしい。金縛りにされていたリヴィエラが、急いで起き上がると逃げていった。
赤紫色の瞳を恥ずかしさと怒りで輝かせながら、フローラが近づいてきた。ヒュアキンテもローザも、恐ろしさに動けもしない。ちょうどローザの失禁したのが四郎から見えた。女子の立ったお漏らしを四郎が見たのは、これも人生初のことだった。場違いではあったが、四郎は興奮を抑えられなかった。
フローラと真向かいに向き合ったとき、
「ひっ!」
フローラは小さくまた悲鳴を上げた。四郎の陰茎が勃起し、妖精の溝に触れたのである。それほどフローラとの距離は近かった。
「し、失礼なのではありませんか?」
美少女は明らかに興奮していたが、四郎の興奮はもっと酷く、衝動的に固く抱きついてしまった。ふくよかな若い乳房が四郎の胸を押し、美少女の真っ白い溝に四郎の陰茎が挟まった。
「ひ、人を呼びますよ!」
そう言いながら、フローラは片脚を四郎の腰に上げて巻き付けた。四郎が腰を寄せると、フローラもそれに従い、男女の性器ががちりと組み合わさった。
「あ、俺! こんな!」
「何言ってるの? 私、処女だったのに!」
フローラの柔らかな唇が四郎の唇を塞いだ。
ヒュアキンテは、早くこの場から逃げ出したく思いながら、頭の上で二人が何をしているのか知らずにいた。四郎は大丈夫だろうか。ローザは漏らして濡れた両腿をそのままに、泣いていた。
強烈な快感が四郎の体を突き抜けた。フローラも、口を開けて顔を上げている。
「で、出る!」
「逃げないで!」
フローラは、四郎を押し倒して馬乗りになった。そして激しく腰を振った。
「あっ、あっ、あ!」
一度の射精ではフローラは許さず、腰を振り続けた。上下左右に揺れる美少女の胸を眺めつつ、ついに射精の限界を超えた四郎は、膣内で失禁した。フローラも四郎の上にばたりと身を横たえた。
下からはヒュアキンテの体臭が、上からはフローラの一層甘美な体臭が四郎を包み込んだ。幸せだと思った。フローラの体を抱きしめた四郎は
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。」
その時である。紫紺の色へと変貌した空に、巨大な夕陽と見まがう姿が現れた。更に二人の輝く巨人がその両脇に浮かんでいた。
「あ、あなた、誰なの?」
「僕は四郎。あなたとお付き合いしたい。」
場違いなこと甚しかったが、告白ということを四郎がしたのも、これが人生初めてだった。
目を丸くして空を見上げ、腰では快感と驚きのあまり勢いよく失禁している貴族の美少女は
「な、何でもいい。何でもしてあげる。私が頼みたい。こんなの初めて。馬鹿になりそう。だから一緒に来て!」
二人の姿はたちまち消え去った。ヒュアキンテとローザは、慌てて斜面を登っていった。
その一言で全ての銛が落下し、リヴィエラも地に叩きつけられた。
空中に、銀色に輝く少女が浮いていた。リヴィエラは
「き、貴族?」
フローラだった。
「人間の頭に妖精がいる。しかも男だ。一緒に駆除するつもりか。気を付けなさい。」
そして四郎の方へ向き直ったフローラは
「あなた、変わった顔ね。見たことがない。」
彫りの浅いことを言われたのだと思ったが、何を答えたらいいのか分からない。四郎にとって、初めて目にする妖精だった。
「び、美人!」
「ええ?!」
空中のフローラが狼狽したのが分かった。美人は全裸で、股間の溝を隠さず晒している。
「胸があるのに毛は無いんだ!」
思いを声に出してしまった四郎にフローラはますます動揺し
「い、いやらしい!」
赤面と同時に魔力が弱まったらしい。金縛りにされていたリヴィエラが、急いで起き上がると逃げていった。
赤紫色の瞳を恥ずかしさと怒りで輝かせながら、フローラが近づいてきた。ヒュアキンテもローザも、恐ろしさに動けもしない。ちょうどローザの失禁したのが四郎から見えた。女子の立ったお漏らしを四郎が見たのは、これも人生初のことだった。場違いではあったが、四郎は興奮を抑えられなかった。
フローラと真向かいに向き合ったとき、
「ひっ!」
フローラは小さくまた悲鳴を上げた。四郎の陰茎が勃起し、妖精の溝に触れたのである。それほどフローラとの距離は近かった。
「し、失礼なのではありませんか?」
美少女は明らかに興奮していたが、四郎の興奮はもっと酷く、衝動的に固く抱きついてしまった。ふくよかな若い乳房が四郎の胸を押し、美少女の真っ白い溝に四郎の陰茎が挟まった。
「ひ、人を呼びますよ!」
そう言いながら、フローラは片脚を四郎の腰に上げて巻き付けた。四郎が腰を寄せると、フローラもそれに従い、男女の性器ががちりと組み合わさった。
「あ、俺! こんな!」
「何言ってるの? 私、処女だったのに!」
フローラの柔らかな唇が四郎の唇を塞いだ。
ヒュアキンテは、早くこの場から逃げ出したく思いながら、頭の上で二人が何をしているのか知らずにいた。四郎は大丈夫だろうか。ローザは漏らして濡れた両腿をそのままに、泣いていた。
強烈な快感が四郎の体を突き抜けた。フローラも、口を開けて顔を上げている。
「で、出る!」
「逃げないで!」
フローラは、四郎を押し倒して馬乗りになった。そして激しく腰を振った。
「あっ、あっ、あ!」
一度の射精ではフローラは許さず、腰を振り続けた。上下左右に揺れる美少女の胸を眺めつつ、ついに射精の限界を超えた四郎は、膣内で失禁した。フローラも四郎の上にばたりと身を横たえた。
下からはヒュアキンテの体臭が、上からはフローラの一層甘美な体臭が四郎を包み込んだ。幸せだと思った。フローラの体を抱きしめた四郎は
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。」
その時である。紫紺の色へと変貌した空に、巨大な夕陽と見まがう姿が現れた。更に二人の輝く巨人がその両脇に浮かんでいた。
「あ、あなた、誰なの?」
「僕は四郎。あなたとお付き合いしたい。」
場違いなこと甚しかったが、告白ということを四郎がしたのも、これが人生初めてだった。
目を丸くして空を見上げ、腰では快感と驚きのあまり勢いよく失禁している貴族の美少女は
「な、何でもいい。何でもしてあげる。私が頼みたい。こんなの初めて。馬鹿になりそう。だから一緒に来て!」
二人の姿はたちまち消え去った。ヒュアキンテとローザは、慌てて斜面を登っていった。
更新日:2020-01-03 02:34:47