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数時間後、最下層の妖精界へとエスメラルダは現れた。すぐに、野蛮で醜い姿をした妖精が集まってきた。顔付きからでは分からないが、乳房と股間を見れば、若い女だということが明らかだった。汚れた黒髪はみな長かった。
「じゃあ、お願いね。」
エスメラルダは、人間の廃棄物を彼女たちに差し出した。山になった糞と、大量の尿、それに肉塊である。
これらは最下層民の食料になるのだった。エスメラルダたちの階級は、あくまで処分のために持ってくるものではあったが、利害の一致は平和の元となっていた。最下層民の魔法など、たかが知れている。しかし、交流が全く絶たれては、要らぬ小競り合いの原因ともなりかねない。
「また男だね? えへへ。」
リヴィエラくらいと見える女が嬉しそうに言った。そして、エスメラルダの目の前で股間を擦り始めた。
一体、この妖精たちは人間より知能があるのだろうかとエスメラルダは疑った。差があるとすれば、魔法の能力のみではなかろうか。
エスメラルダが去るときには、五人いた女の全員が、喘ぎつつ股間を擦っていた。もしかしたら、彼らは人間以下の生き物なのかも知れないと、エスメラルダは考えた。
「境目は本当は何なんだろう。生きている人間が、こいつらよりまともなのだったら・・・」
「じゃあ、お願いね。」
エスメラルダは、人間の廃棄物を彼女たちに差し出した。山になった糞と、大量の尿、それに肉塊である。
これらは最下層民の食料になるのだった。エスメラルダたちの階級は、あくまで処分のために持ってくるものではあったが、利害の一致は平和の元となっていた。最下層民の魔法など、たかが知れている。しかし、交流が全く絶たれては、要らぬ小競り合いの原因ともなりかねない。
「また男だね? えへへ。」
リヴィエラくらいと見える女が嬉しそうに言った。そして、エスメラルダの目の前で股間を擦り始めた。
一体、この妖精たちは人間より知能があるのだろうかとエスメラルダは疑った。差があるとすれば、魔法の能力のみではなかろうか。
エスメラルダが去るときには、五人いた女の全員が、喘ぎつつ股間を擦っていた。もしかしたら、彼らは人間以下の生き物なのかも知れないと、エスメラルダは考えた。
「境目は本当は何なんだろう。生きている人間が、こいつらよりまともなのだったら・・・」
更新日:2020-01-03 02:32:09