官能小説

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滅亡の兆し

「何の音だ?」
 四郎はヒュアキンテの膣内で目を覚ました。何かを打つ高く乾いた音が繰り返し響いてくる。
 四郎は、中学生の閉じた小陰唇を左右に開き、顔を出してみた。
「出ると臭いな。夜明けだ。」
 膣内を動こうと膝を曲げた途端、粘液が溢れてきた。
「おい、ヒュアキンテ、あの音は?」
 言いながら、起こそうとして、膀胱の方を蹴るように脚で叩いた。
「あ、うーん。」
「ぶっ!」
 四郎の目の前にある縦長の尿道口から、ヒュアキンテは小便を噴水のように漏らした。それが小陰唇の内側に満ちたので、四郎は溺れそうなほど飲んでしまって、再び膣内へ避難した。その刺激に
「ああん」
 寝起きの悪いヒュアキンテは、起きずに悶え始め、膣内も粘液で一杯になってきた。
「お姉ちゃん、起きて! 召集だよ。」
 ローザが来て姉の体を揺らした。
「ローザ、ちょっと引っ張り出してくれ。」
 四郎は、今では固く閉められたヒュアキンテの両腿から出られず、ローザを呼んだ。
「またそこにいる! 触りたくないんだから!」
 しかし、ローザは姉の両脚を持ち上げると、溝に指を割り込ませて四郎を抜いた。
「糸引いてる。洗ってあげるよ。」
「お前のも見たい。」
「ほんと、好きだね。またおしっこ掛けてあげるよ。」

更新日:2020-01-03 02:30:20

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