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はじめに

作者補足



『続・開けずの手紙』は執筆を開始する前から、用意しているエンディングは”呪いの根は絶たれていなかった”で確定していました。


そうなると自然と頭の中では”次の展開”がいろいろ思い巡らわせるわけでして…。
とは言え、さらにその後の続編となると、さすがにこじつけがましいストーリーに流れていくことは避けられませんので、イメージは湧き上がっていましたが3作目執筆までは考えていませんでした。


ところが、ホラー小説の書き手としての性なのか、『続・開けずの手紙』最終盤に段階に入ると、もう3作目の作品イメージはほぼ出来上がってしまいまして…。
やはり呪いの連鎖を描くホラー作品となると、ほぼエンドレスというメンタルにはまってしまうようです。


こうなると、その性はもう止められず、”せっかくだからイメージが強く湧き出てるうちに書き綴っておこう…”という決意に至りまして…。
その際、本サイトには完結してから公開しようかとも考えましたが、今回はノープロットで書き進めることにしたので、いっそ、これまでの連載スタイルで分割アップしていこうと…。


ちなみに本3作目は、『開けずの手紙3/デジタル』というタイトルにしました。
”デジタル“というフレーズに至った理由は、本作冒頭で明らかになりますので、ここで触れることは避けますが、本作のストーリーはモロ鬼島則人の挑んだ呪いのゲーム第2ステージということになります。




トール






更新日:2019-11-07 17:23:29

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