君に会えるのは
もう一度きり

会えないことを思うと
心の中に
重たい塊ができる


心がどしゃ降りだった
あの頃より


今はとても軽やかになった


それでも心は雨降り


心の中の重たい塊は

あと一度会ったら

もっと大きくなってしまうかも


いっそ会わない方が良いのかと
思うこともある



それでも
もう会えなくなるから

会いに行く



どこかでばったり
会うこともない


一生会うことは
許されない


心の重たい塊を
どうやって解かせば良いのか


生きている証が読めたら
安心できるのか？


仕事が終わり
ルームを離れたら

もう車窓から
ルームの窓を
見なくなるだろうか


そこで生きた自分の
そこでこそ生きることを
許せた自分の時間


共に伴走してくれた君に
感謝は届いているのだろうか


わたしの片想いは
きっと一生つづくのかな


会うことが叶わない
これからの人生


友達にもなれないから
君の幸せを祈ることしかできない


そして
恩返しはできなくても


今のわたしを見れば
分かるよね


生きてきたことの意味が
君に会えることだったけど


これからは
何を
生きる意味にしたら良いかな


孫や家族以外に
恋人が居てくれたらと
ふと思うこともある


いつかまた
そんな報告もしてみたい


メル友でもないし
アドレスもなくなるだろう


ただ、
君に迷惑を掛けることは
絶対にしたくない


だから
お互いの出発と別れ


複雑だけど
祝福しないとならない


心の重たい塊は
きっと君という存在なんだと思う


だから
この心の重たい塊を
大切に置いておきたい


君に繋がる
心の重たい塊が
わたしの生きる意味と
共に伴走してくれるだろう


君の声、言葉を
想像しながら

言って欲しいこと
誉めて貰いたいこと
認めて貰いたいこと


君からのたくさんが
君の存在やハグが
生きるご褒美だった日々


会えなくなるのは
仕方ない


君の決断だから
わたしは
快く尊重する


君の心を
軽くしてあげられること


それが使命だから



サヨナラは

あと少し

言わないよ


てまも
また会おうねは
言わないよ




だから
泣いても良いですか


わたしのたった一人の
カウンセラーだもん