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死神交響曲 スペシャルジョブスリー

 え、未だ続きが在ったって? 僕も予想外だったよ、此の侭左遷シリーズに送られると思っただけに……詳細は前の話で語った通りだったね。僕の名前は長谷部鉄五、ひょんな事から『死神回収人』として働かされる事に成った極普通だと自分では思っている高校生。

 さあ、今回はアニメの回想話のつもりで同じような話をお送りしたいと思う。尚、掌編版最後のお話は省略するね。じゃあ、僕が死神の世界に入る前のお話しから入ろっか……え、そんなの本編に載っていないって? 其処は気にしない御約束だよ。

 先ずはやはり何時もの通学路を歩いて帰った後だったね。帰って早々に……「只今」とお母さんに挨拶をする。

「あら、鉄ちゃんお帰り。処で何時迄帰宅部なの?」

「五月蠅いな、御母さん。僕はバイトしたくないんだよ。みんな僕の素晴らしい能力を見てくれないんだよ」

「又言い訳しちゃって。やれば何とか、でしょ」

「如何せ採用しないっての。面接何か大嫌いだ!」

「其れは鉄ちゃんがちゃんと受け答えしないからよ」

「そうは言っても、なあ」

 僕は高校二年に進級。成績は極々普通で赤点らしい赤点は一つもない事が誇れる。けれども僕には対人関係スキルはない。だから面接では不合格に成りやすい。いっそ面接何か滅んでしまえば良いと思ってしまうと気だって在るんだ。どいつも此奴も人を中身で見ようとしないんだから滅んでしまえば世の中は良く成るんだ……中学時代の不安定な精神を過ぎた頃でも未だ未だ十代の少年の心ってのはそんな物じゃないかな? ほら、テストの成績が悪いと開き直ったりテストなんか滅んでしまえば良いと思ったりするのと同じようにね。まあ、筆記の成績は平均的だから別にそんな不満は抱かないけどね。

 そんな僕がバイトをしようと思ったのは単純にクラブ活動が嫌なだけ。スポーツ何か社会の何処に役立つんだよって話さ。

更新日:2019-10-09 21:41:56

最初だけ勢いの在る客寄せに作る掌編 その二