官能小説

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母が洗面所で洗濯をしている時だった。歯磨きしている私に話しかけて来た。

「亮ちゃん、どんな下着が好き?」

てっきり私の下着のことだと思ったので、

「ブリーフよりやっぱトランクスかな?」

そう応えました。すると母が笑いながら、

「そうじゃなくて、私にどんな下着を付けさせたい?」

そう言ったのです、さすがに驚きました。

「亮ちゃんの好みに合わせるから、いつでも言って。お父さんには内緒で。
通販なら、割と思い切ったものも買えるんでしょう?」

最後の言葉には、軽く笑みを加えていました。
その表情は紛れもなく一人の女でした。
母からすれば、それによってより一層愛されたいと言う気持ちなんでしょうが、
それから見ても、もやはり母は本気だった様です。

「判った、考えておくよ。」

そう応えました。すると今度は、

「ねえ、ラブホテルってどんな処なの?」

そう尋ねて来た時には、さすが私が驚いたのは言うまでもない。


母がラブホテルを知らない・・、それは決して意外ではないのかも。
誰も彼もがラブホテルを使う訳ではない。

ラブホテルと言う呼び名は1970年代頃から一般的になったもの、それ以前は「連れ込み宿」等と呼ばれていたらしい。
さらに昔では、出会い茶屋・待合茶屋など呼ばれていた時代もある。

利用する人々も様々で、最近は不倫カップルやらデリヘルなどの風俗で使われるのが一般的だろうか。恋人同士が使うなら、ラブホよりむしろゴージャスなシティホテルではないだろうか。

母が知らなくてもおかしくは無く、むしろ不倫に縁がないからと言えるのではないか。

「そうか・・、母さんはラブホを使う機会が無かったんだ。つまり浮気経験ゼロって事だ・・。」
「当たり前でしょう、私はそんな女じゃないわよ。」
「やはり僕が思った通りだ。やっぱ母さんは最高だ。」

私は嬉しかったのです。
そんな母が、父以外の男と交わった相手が私だと言う事に。

「喜んでいいのか良く判らないけど、兎も角は誉められた訳ね。」
「そう言う事。じゃ今度母さんを招待するよ・・、ラブホテルにね。」

私は自信を持って母を誘う決心がつきました。
そして手始めに、母を連れ込むラブホ探しから始めようと思った。

更新日:2019-10-07 07:11:36

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