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小説

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桜が満開になってきましたね。
皆さま、日々幸せにお過ごしですか?

私は二年前、A病院という、精神科の病院を退院しました。

私の病名は、統合失調症です。障害者手帳2級の、精神病患者です。

二年前の入院が、今まででいちばん重い傷を抱えた入院でした。

実家の隣の奥さんに、病気を徹底的に嫌われて、気持ち悪いと言われ、奥さんはついに実家の父に、マキさんの隣には住めないと言いに行ったのです。

統合失調症には、陽性症状という症状があり、そのとき患者には、この世界がパラダイスに見え、はしゃいだり、笑ったり、多動になります。

それを見た奥さんは、私を入院させるたくらみをして、実家の父母にたくさんたくさん、私の悪口を言いました。

ゲラゲラ笑って怖い、真っ赤な口紅をつけて家にきた、挙げ句の果てには、私が書いた、奥さんの娘さんへの手紙を隠しもち、父に渡しました。

父は、義父であり、私は義父に不満を持っていました。
娘さんとは、心が繋がっていたので、手紙には義父の悪口が書いてありました。

奥さんはその手紙を娘さんから奪い取って義父に見せ、私の入院後の住まいは、激昂した義父が買った、実家から遠く離れたマンションになりました。

私は人生でいちばんひどい、障害者差別を受け、傷だらけのまま退院して、二年たち、

今は奥さんを思いやれるのです。

必ず神様の天罰を受ける、哀れな人だと。

私が回復して、桜を見て思います。

どんなにひどい人も、思いやらなければならない、この世界の太陽の力だけは、どんな人にも平等に降り注ぐのだからと。

更新日:2019-08-08 21:56:11