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後書き

 やっと終わった……もう九月かよ。十二月一杯迄に巻の四を終わらせられるか心配に成るぜ。
 さあやろうか、『勧善懲悪は理想が一番……だが、現実は厳しい!』は崩壊するカムパネルラを前にヴェイダーが生き延びる為に必死だね。其れだけだ。
 『覇道は静粛に……ではなく、激動に訪れる』はヴェイダーの再始動回。あれから一年だな。敢えて一年後にしたのは……プロットを描いた時を思い出せなくて申し訳ない。だが、エイガーがヴェイダーからの度重なる嫌がらせを受け続けているのは何となくわかるようにはした。というか悪人を庇う事ってこうゆう心労を抱えるから絶対に庇わずに即刻司法当局に送る事をお勧めしますよ。とまあそんな感じで一年間という年月も在ってヴェイダーとエイガーの仲は極めて悲惨な形さ。義理堅いエイガーの恩を仇で返す我等が主人公ヴェイダーのあくどい一面を此れでもかって記せば良かったが、雰囲気だけ伝われば良いと思って諦めたな。取り敢えず巻の三から仲間達及び其れに対応したライバル達の過去話が展開されるからな。此れは味方側で最大二、三ページ分、ライバル側で最大二ページ分は用意されているから描写不足に成るかも知れないけど、其れで彼等の掘り下げが出来たら良いかなあと思ってやっているからな。
 『地獄でライアン・コネルは手招きする』はあの変態新聞の立役者で日本国民全てが絶対に許しては成らないライアン・コネルとかいう人間の皮を被った外道を断罪する為のテーマ……ではなく、ヴェイダーが復帰する迄暫く離脱するお話。其の為、パームの苦悩やミレーニアンの抱えている闇の一部を紹介しながらもカムパネルラから脱出するのに失敗したヴェイダーが表向きは死んだ事に成る御話さ。だからこそのタイトル名だな……変態新聞という名の日本人の性の精神を誤解した形で世に広めたライアン・コネルが此の世から消える前に悪党を地獄に引きずり下ろそうとする意味も籠めてな……此れを執筆した現時点(※)では未だしぶとく生きていた筈だ。ビリーの兄貴の代わりに轢かれれば良かったんだよ! そっちは国の為に我が国日本の為に貢献したガチムチ兄貴なのにい!
 『リーンは自らの足で外に踏み出す』はリーン主人公の五編第一編だな。此方はカムパネルラ事件を機にリーンはクローム、ジェナと共に城を抜け出して世の為人の為に行動するお話。漸く此処でリーンはヴェイダーに誘拐される事なく、自分の意志で行動するように成って行くんだな。其処は去年のような受け身な感じのヒロインではなく、自ら積極的に前に出た証拠かも知れん。とはいえ、其れでも甘ちゃんで未だ未だ周りに引っ張られている感じは変わらない。
 『ダーティークエスト 鉄血のアルケミスツ』は初めてライバルキャラにスポットを当てた過去話の始まりだ。其処でヘレナの衝撃的な過去が判明し、徐々にでは在るけどラストに向けて突き進んでゆくんだな。序にパームと其処で合流し、更にはリーンが徐々に枷を外して行く訳だ。最初の方こそ、当初は行き会ったりばったりで読者の予想通りに何で此れが作戦なのかわからないとは思ったけど描いてみた結果は意外とフラグを立てるのは上手くいくんだなあ、と思った今日此の頃。まあ其れでもどっかのアルテウルユーゼスさん曰く十重二十重計画(笑)のようで自分でも情けない限りなんだがな、ハハハ。
 『フルアヘッド・パーム サンセットサモナー』は海賊絡みの御話。召喚獣を扱うパームの名前を冠しただけ在って海賊の行為も鉱山労働の話も意外とパームが居なければ成立しないんだなあ、って改めて思ったな。其れにしても何故或る海賊がどっかの坊主頭に成ったかと言えば……単純にノリだ。だからこそ意味不明な断末魔を上げる事に成ったな。あの坊主頭と言えばデビュー作のあれだろ? だからあんな断末魔に成ったんだよなあ。
 おっと次の頁に移る。


 ※ 2019/09/07時点では悔しい事にあの野郎は生きてやがるんだな。

更新日:2019-09-07 21:50:39

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