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 俺は紹介する迄もねえ。取り敢えずあの糞野郎バルマリィ・ハーデスが生きていたのは俺の失敗だったな。あの時に仕留めて於けばこんな面倒な事にも成らんかったのに。まあ良い、屑共を纏めて始末する機会が得られたしな。取り敢えず俺は再びあの糞野郎の面を見た瞬間から今迄の事がフラッシュバックとして蘇るな。全く、あいつの面は思い出すだけで腹立たしい。そう思わないか……って誰に言ってるんだ、俺は?

 取り敢えずワン・オサワの眠って居た場所に二度もアークフラッシャーの完成版が発射されたのは実に寸での所だったな。まあ生きていれば色々と在るさ。まあ色々在れば幾らでも仕返しする機会は訪れる。取り敢えずあの笠野郎から扱き使われる案件は全てやってみたさ。『ラジエルの書・地』とやらも中々に良い情報だったな。其れと『コネリの万年筆』は真実として『フォルター神殿』に繋がる鍵だった事も判明したしな。そして、俺は其の過程で『ショーイ・ナカガ』という政治家だったか? そいつの選挙区とやらにも行って来て少し死に掛けたりもしたな。あれは必要だったかはわからん。だが、如何も『プラネイト教会』に関する話と何か連動してそうで気に成るな……いや、気のせいか。そして……いや、何でもない。

 『プラネイト教会』で思い出したが、あの世界は一体何だったんだ? 今でもあれが或るべき姿ってのが全然理解出来ねえなあ。だが、俺はあの世界で懐かしい名前を聞いたな。此の壊れた時計を渡した男『ディジィ・ロマウ』とやらをな。あいつが此れを渡した事がきっかけで今の俺が居る。あいつの無駄死にも感謝しないとな。そしてあの世界を経験して俺は益々、バルマーを再び倒せる事を確信した。

 さて、話を変えるけどあの世界の御蔭で俺は『マーブルブレイク』の真実を知った。後は様々な因縁の数々を少しだけ理解もした。時には最初から目障りだったあのお花畑もπが数学音痴の前川助平やテラジマン共馬鹿の象徴文部科学省の連中同様に三だと勘違いする馬鹿女も纏めて始末するつもりだったんだがな。どっかの笠野郎が邪魔して未遂に終わったな。取り敢えず俺は再び仲間ごっこに付き合わされるもんだ。逃げ出したくてもバルマーをぶっ殺す意味でも逃げ出せないし、何だか余計に風当たりが強くて仕方ないな。

 其れよりも気にするのが此の時計の意義なんだよ。何の為にディジィは渡したのか? 其れを確かめる意味でも『アカバネの森』に行って妄想のディジィに尋問しないとな。後は『ハーフヴィレッジ』にて神を騙る奴とも再び会話して世界が如何してこうも複雑怪奇に展開されるのか知りたいからな。どいつも此奴も俺を無視して勝手に話を進めるから頭に来て頭に来て頭痛を招きそうだ。後少しでこんな茶番も終わりを迎えるというのに……そうだ、茶番だよ。傍から見れば俺の物語ってのは。其れでも俺は俺の為すが侭に突き進む。誰が何と言おうとも俺の邪魔をする奴は全て蹴散らす。捻り潰す……そして、止めよう。

 次で最後だ。引き延ばしも下らない水増しもしない。今度こそ終わりにするぞ!



              TO BE CONTINUE<巻の四 覇道の終わり>

更新日:2019-09-07 21:11:08

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