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 最後の総攻撃を掛けるあたし達……「--しんがりはあたしが務める……ディバインブレエエエド!」此のスペシャルアーツだったら意識を持っていかれる事がない--二本目は折角ヴェイダーからのアドバイスで身に付けたのに……今は悩んでいる場合じゃないよ!

「フン、ホットラッシュウウウウ!」反撃ホットラッシュ九十八連撃は理不尽よ。「残り四人」

「--覚悟しなさい……ハイ・エクスプロスよん」

「ウググ、今は未だ其の時ではない……」「させるかああ、瞬迅閃!」ナイスよ、エイガー--反撃率の高いヴァルヴォーズさんはカウンターのエネルギーを出し渋りするよ!

「行くぞ、スピードファングウウ!」

「やるな……だが、貴様だけは確実に仕留める!」バニッシュブレイカーが放たれたよ。「やるな、だが……此れで技を封じた!」

「即死は免れたか……」バニッシュブレイカーにはそんな状態異常能力も在ったのね--何が要因か知らないけど、ヴォルフさんは即死せずに済んだ訳だね!

「フウウ……レディアンドスタアアアトオオ!」

「行けえ、雷光剣……」「半分受けて、半分返すウウ!」ホットブレイクのバニッシュブレイカーで確実に即死してしまったあたし!

「はああああ、ハアア……」「ルーイン君が齎したチャンスを此処に……デモクラシー運動よ、永遠に!」封印に掛かったヴォルフさんが重たい一撃を与えてからおっさんの政治術でヴァルヴォーズさんの攻撃力を下げて来たのね--ホットラッシュを使用した上にさっきホットブレイクを使用したのだからホットカバーする余地は全然ないのよ!

「やるな。だが、バニッシュブレイカアア……」ヴォルフさんが遂に倒れてしまったよ!

「ルドルフのおっさん……」「わかった、賭けに出よう!」エイガーが瞬迅閃でヴァルヴォーズさんの行動を封じて其処からおっさんが誰かを復活させたのね!

「流石だが……十分だ」折角、スペシャルアーツを出す絶好の機会なのに敵側の方が先制してしまったよ。「ケルベロスファングウウウ!」

 其れはエイガーとおっさんを確実に仕留める強烈無比な闇の一撃……「有難う、エイガー……此れで、終わりいいいいいいいだあああああああああああああぁああああ!」ミリオンにも到達するデジベルの前にとうとうヴァルヴォーズさんは膝を付いた--スペシャルアーツの準備が整ったのは復活し立てのヴォルフさんも同じなんだからね!


 戦いが終わり、何とか立ち上がる程に復活するあたし達四人……「ヴァルヴォーズさんが、苦しんでいる?」あの剥き出しの心臓を両手で抑える位に--痛々しいにも程が在るよ!

「其の心臓が、小隊長殿を……クソウ、卑怯な男め!」

「ひ、卑怯な、なのは俺、だ」其れでも弁解する気は一切ないヴァルヴォーズさん。「アンチサモナーで楽に死ねると、思った、な。そう思った、俺が、卑怯、者だ」

「ミレーニアン君、あれを『ファンタズムハート』と呼ぶそうだが。詳細が不明で在るぞ」

「詳しくはあたいが暮らしていた『孤児院』にて改めて話をするわん」

「え、ミレーニアンさんの孤児院ってそんなに近くなの!」

「ルーインちゃん、そんな訳ねえだろうが。ミレーニアンはヒューマニアンでケイオスに……」「残念、在るんだよねえん……ツヴァイ地方にねえん」ケイオス出身者だって事は知らなかったよ--聞いていなかったとか在りそうだけど、本当に知らない情報よ。

「其れよりも小隊長殿が、そっちが先だ」ヴォルフさんは其れでも訳を尋ねる。「十一年前に其れを埋め込まれたから貴方はバルマーの操り人形を演じざる負えなかったのですか!」

「俺の心配、よりも先に……光が此処に発射される、ぞおおお!」

「え、如何ゆう……」言葉を繋ぐ余裕もなく、あたし達は突然光に呑み込まれ--


















































 --コノテイドデトメラレルトオモッタカ、カトウナセイメイタイゴトキガ!

        『美女だと思った? 残念、ババアだった!』に続く……

更新日:2019-09-05 20:03:39

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