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第9話 赤い


取調室
刑「おい!!だから及川瞳をどこにやったんだ?」
山「えっ?そんな、僕にはよくわからない・・・・」
刑「お前ここ最近及川瞳にずっとつきまとっていたらしいじゃないか!」
山「そんな事は・・・」
刑「ずっと仲良かったのに最近あまりうまくいってないみたいじゃないか?」
山「だからって別に・・・」
刑「黙れ!!この変態野郎!」
刑事はそう叫ぶと山崎の顔面を殴った。
山「ぶっ!!痛いじゃないですか!!」
刑「痛いか!痛いか!」
刑事は山崎の顔面をふたたびなぐり、それを手でガードしたら次は山崎の腹を蹴り続けた。
山「ガバッ!!」
血を吐く山崎。
刑「へへっ・・まぁ今日はこれくらいにしてやる」
血みどろの山崎を警官が留置場に連れ戻した。
山「うっ・うっ・・・」
あまりの事態に泣き出す山崎。
檻の外の警官が山崎に話しかけてきた
警「おい、ストーカー野郎」
山「・・・・なんだよ・・それ」
警「なんだっけ?あの及川だかって娘、どこやったんだよ?」
山「知らねぇよ。大体及川さんの身に何があったんだよ?」
警「またまた、最低だなお前。お前みたいな奴はもっとボコボコにされて地獄に落ちればいいんだよ・・・」
すると、警官の後ろから電池式サイリウムをもった、留置場には似合わないような不思議美少女が近づいてきた。
「あの~」
警「うわっ!!なんだお前?どうやってここに入った?」
「いや、なんていうか、ライヴに観にきたんですけど会場の場所がわからなくて、なんていうか、道案内して欲しいな、って」
警「お嬢ちゃん、ここは交番じゃないんだ。帰りなさい」
「・・お嬢ちゃんって・・・私の名前ちゃんと覚えて欲しいな・・・これでも一応アイドルなんだから」
警「ふざけないで・・・」
その瞬間、美少女はサイリウムについていたスイッチを押した。
カシャ
そんな音がするとサイリウムの先から刃が出てきた。
そして、警官の首筋をさした。
警「うっ・うっ・」
警官の首筋から血がドバドバと出ていく。
「フフっ、、、私の名前は高瀬美鈴。みっすーって呼んでね」
警「グッ・・・」
倒れていく警官。
みっすーは警官から鍵をはぎとり、留置場の檻をあけた。
山「ひぃ~」
怯える山崎。
山「やめて下さい!殺さないで下さい」
み「あっ、ちょっと痛いけどがまんしてね、えい!」
みっすーはサイリウムの棒の部分で山崎をなぐり、山崎を気絶させた。
数時間後
山崎は部屋中真っ赤な不気味な小部屋にいた。
山「うっ・・・・」
「起きたか・・・」
山崎の目の前には坊主で眼鏡で細身の老人がたっていた。
山「あんたは?誰?さっきの女の子は?」
「怯えているようだな」
山「あ、当たり前だろ、人が、人が死んだんだぞ!」
「おい!!みっすー!!コーヒーをもってきてやれ!!」
み「はぁい」
すると、みっすーが部屋に入ってきて、山崎にコーヒーを渡した。
山「お前は・・・さっきの・・」
み「ちょっと、何で怯えた顔してるの?笑ってよ。そうだ!チェキとってあげる」
みっすーは山崎の隣に立った。
み「あっ、ちょっとチェキおじさんやってくれない?」
老人はチェキカメラを持ち山崎とみっすーの2ショットチェキを撮った。
「ふふふ・・・いい表情だな」
みっすーは赤いペンを出してチェキにサインを書き出した。
山「な、なんなんだよ、お前ら!!誰だ!!誰だ誰だ誰だ!!」
「私か・・・・私の名前は・・・・シャア・アスナブルとでもしておこうか」
山「はっ?シャア?どうみてもお前日本人だろ」
「なんだと!!ふざけるな!!私が日本人みたいだと!!ふざけるな!!ふざけるな!!」
老人は山崎に殴りかかった。
み「やめなよ!!えっと・・・山崎さんだっけ・・・この人正しいよ。ちゃんと自分の名前言った方がいい。自分に自信持ってる方が素敵よ」
山「いや、そういう事じゃ」
「そうだな。私の名前は富田由悠季」
山「・・・富田由悠季・・・・ってあんたまさか、ガンタムの監督」
富「ガンタムか・・・そんな作品も作ったな・・・」
続く

更新日:2019-02-10 19:02:17