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山道を会話しながら行く・にゃん♪

そして・・まだこの時点では 会話の中の・・

伝説の白のエルトニア姫が出現して 街中が大騒ぎになってる事などと知らない・・

リアとナジュナジュ達

「・・今でも 黒と白の国があったとされる地では

時々 白や黒の翼やら 長い耳や変わった形の耳の子とか両生体が産まれるけど・・

その姿を一部でも受け継いだ者は 長生きで 綺麗で ほぼ魔法が使えるよ・・」
と 長々と・・リア

「ふう~ん」ナジュナジュ

「古(いにしえ)のいなくなった人々・・長寿で見目美しく・・

もの凄い魔法使いだった人達・・

白の国の方は 幻獣を従える 不思議な呪術の歌とかあったらしい・・」

「・・あと 風や水の魔法で名を唱えられて

よく使えわれるのは・・レグルスと白のリアンかな・・

まあ 水のアルテイシアやアーシュランも可能みたいだけど・・」リア


「土の魔法も火竜王(サラマンデイア)の名を唱えれば 使えるけど・・

全部の魔法なら 全ての属性を持つ 闇に落ちたテインタルだけど・・」」

「そういえば・・光や癒しの魔法でよく出てくる エイル・・エルトニアって
オッドアイの美しいお姫様で・・

確か さっきの黒の王 火竜王アーシュランの最愛の恋人でしょう・・?

彼女の一人の為だけに 彼女の故郷 白の国を一度救ったって・・」

「結局 二人は どうなったの・・」ナジュナジュ

「ええと・・確か 本には・・」と言いかけたリア

がさ! すぐ傍から気配!

「うわっ!」

巨大きのこが 草むらから飛び出してきた!

「人間!食う!」よだれをたらす 巨大きのこ

「なめるなよ!このリア様を! お昼か夜の食材にしてやる!」

早速 魔法を使うリア

「火竜王(サラマンデイア)たるアーシュラン!
その加護により 現れよ! 炎の魔法 火の柱!」

1本の炎の柱のような炎が現れ 巨大きのこを焼き尽くす!

シュボオオ~

「うおおんん!」バタン! 巨大きのこは倒された

きのこが焼ける いい匂い・・ああ・・美味しそう

「リア こんなに食べきれないよ」ナジュナジュ

「ひとまず 風と時空の魔法で 家に送るか・・帰ったら皆で食べよう!」

「うん!」

「時空を彷徨う麗しき銀の髪のケンタウロス レグルス
それとその友 白のリアンよ

この巨大きのこを家に送りとどけよ!」リア

すうう・・ゆっくりと・・こんがり いい匂いのきのこは消えて
リアとアリシテア先生の家へと飛び去った

「ざっと こんなもん!」えっへんと両腕を腰にかまえ 偉そうなリア

「リア しゅごおおい!(すごい)」アシャアシャ

「さすがだね リア」ナジュナジュ

「こんな もんでしょ!」リア

「さあ 急がなきゃ ナジュナジュ アシャアシャ!

アリシテア先生 

何処で巨大カモミールの花びらを捜してるだろう?」

山道をずんずんと歩く三人

更新日:2018-12-23 15:54:03

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全ての事は遥か時の彼方・・前編・お菓子祭りと竜の虫歯