官能小説

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ナタリアの秘密

凄腕の弁護士のナタリア・スミス

47才

アーサーのかつての妻ラダ亡き後、二人目の妻となった女性

アーサーと離婚後に、レイルとレイラの親権を奪われている

長女のエミリアは手元で育てた

そんなエミリア・スミスも、もう23才だ

新人弁護士として、母・ナタリアの事務所で働いている

ナタリア「はぁ…」

母・ナタリアの大きな溜め息

エミリア「どうしたの? お母様」

思えばつい先日の弁護の仕事も勝利を飾った凄腕の弁護士ナタリア

仕事の腕はピカイチだ

だが、そんなナタリアにも悩みがある

ナタリア「レイルとレイラは元気かしら?」

エミリア「きっと元気よ」

ナタリア「全然連絡もよこさないし、会いにも来てくれない」

エミリア「秘密結社で働いているんだから、仕方ないじゃない?」

ナタリア「レイラは勝手に婚約者がいるらしいし、レイルもあんなに美形に生むんじゃなかったわ よその女にあげたくないもの」

エミリア「クリストファー・シオンって言ったかしら? 好青年だったじゃないの」

ナタリア「あのアーサーが決めた相手にしては、なかなかいい子だったわ」

うんざりしたナタリア

規律に厳しいナタリアと女癖の悪いアーサー

このふたりの夫婦関係が壊れるのは、ごくごく自然だった





更新日:2023-10-06 05:04:50

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