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7 懐かしの友



バーティと私は、キッチンに逃げ込んだ。
なんとかアミュレットをゲットしていた。

あ、でも、確か、ここに来たらヤツがいる
っと、いうこと忘れてた。

「バーティミアス」

「フェイキアールか」という会話が交わされた。
バーティの知り合いがまだ居たんだった!

ここにいるコック姿のフェイキだ。
「で、どっちがバーティミアスだ?」
私とバーティは同じ外見をしているので、フェイキには、
どっちがどっちかわからないよう?だ?

なのにさっきの会話は、なんだったんだろ。不思議である。
「なあ、バーティミアス。私たちは友達だろ。
大人しくアミュレットを渡せ」

「アミュレットを持ってるほうが、バーティだとどうして
わかったの?!」
と、私。

「バーティミアスのことならなんでもわかる。

お喋りな性格のうえに、目立ちたがりやだ。だから、
いつもそれで、やっかい事に巻き込まれる。

今もそうだろ?バーティミアス。
誰が裏で命令してるんだ? 言ってみろ?」




更新日:2018-11-17 23:22:29

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読んでると本の中に入ってしまったんです!!