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6 ハエになるのは初めて


「通気孔に入るぞ。ハエの姿に変われ」
とバーティ。

私はすぐさまハエになった。ハエになったのは初めてだ。
よし。見つかりませんようにと願った。

そして、すぐさま客間にたどり着く。
すると、女と男が、グラスを片手に、赤ワインを飲みながら、
話していた。私たちには気づいてないみたいだ。

女のほうは知らないが、もう一人の男、長身で細身で、
美形だ。あれが、ラブレースか。

モテそうな顔をしている。いけすかないけど。
よくみると、肩のあたりに小悪魔がいる。

じっとしていたほうが良さそうだ。バーティも
じっとしている。数分後、一段落ついたのか、

ラブレースたちが、部屋から出ていき、車で、
出掛けたらしい。

よし!っとバーティから合図があった。私たちは、
通気孔からでて、アミュレットを探した、ハエの姿で。

二階にあがると、廊下が左右にのびている。ヒキガエル
の監視カメラが天井についている。バーティはそれに、

呪いをかけ、向こうの部屋へと進んでいく。アミュレット
のありかを見付けたようだ。

私も着いて行く。部屋に入り、アミュレットを手に取るため、
バーティは子供の姿に変幻した。私も同じ子供の姿に変幻した。

すると、奥の方から「バーティミアス」と呼ぶ声が聞こえた。
どうやらバーティの知り合いらしい。

ここで見つかるのはヤバイだろ?
バーティと私は逃げた。





更新日:2018-11-17 13:34:40

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読んでると本の中に入ってしまったんです!!