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5 モグラになるのは初めて
お目当ての場所に行くには結構はやかった。
悪魔が行く場所を知っているし、
悪魔の後をついていくだけで良かったからだ。
「悪魔さん、着きましたね」
「ああ、なんとか無事にな、次は、モグラになるぞ。
いいか?」
「もちろん!」
ラブレースの家にはられた防御もうかいくぐるには、
一番いい方法だ。
私は初めてモグラになった。そして、
初めて土を下へ下へと掘り進めた。途中、
「俺のことは妖霊と呼ぶか、バーティミアスとよんでくれ、
悪魔とよばれるのは好きじゃない」
と、のこと。
私はこれから悪魔のことをバーティとよぶことにした。
「で?お前の名前は?」
バーティ(悪魔)に名前を言ってはいけないような気が
したから、嘘をついた。
「私の名前は、あかり、よ」
何かを察知したようにバーティが話始めた。
「あかり?嘘だな。お前はいろんな事を知りすぎてる
どうだ?一緒に、アイツ(少年)を負かしてやらないか?
お前は知ってるだろ?アイツ(少年)の名前を」
「ええ、知ってるわ。でもバーティには教えないわ、
教えたらあの少年を攻撃するでしょ?人殺しは嫌よ」
「なあ、あの少年はもう長くはない。ラブレース(魔術師)
から盗みをはたらこうとしているんだ。何があったかは、
知らないが、いつかラブレースにやられるぞ?」
「そんなことないわ。きっとうまく行くはずよ」
「なぜアイツ(少年)をかばうんだ?」
「なぜって?だって私は、未来から来た助っ人だもん」
バーティは呆れてものが言えなくなったのか、
それ以上なにも言わなくなった。先を急ぐためだろう。
お目当ての場所に行くには結構はやかった。
悪魔が行く場所を知っているし、
悪魔の後をついていくだけで良かったからだ。
「悪魔さん、着きましたね」
「ああ、なんとか無事にな、次は、モグラになるぞ。
いいか?」
「もちろん!」
ラブレースの家にはられた防御もうかいくぐるには、
一番いい方法だ。
私は初めてモグラになった。そして、
初めて土を下へ下へと掘り進めた。途中、
「俺のことは妖霊と呼ぶか、バーティミアスとよんでくれ、
悪魔とよばれるのは好きじゃない」
と、のこと。
私はこれから悪魔のことをバーティとよぶことにした。
「で?お前の名前は?」
バーティ(悪魔)に名前を言ってはいけないような気が
したから、嘘をついた。
「私の名前は、あかり、よ」
何かを察知したようにバーティが話始めた。
「あかり?嘘だな。お前はいろんな事を知りすぎてる
どうだ?一緒に、アイツ(少年)を負かしてやらないか?
お前は知ってるだろ?アイツ(少年)の名前を」
「ええ、知ってるわ。でもバーティには教えないわ、
教えたらあの少年を攻撃するでしょ?人殺しは嫌よ」
「なあ、あの少年はもう長くはない。ラブレース(魔術師)
から盗みをはたらこうとしているんだ。何があったかは、
知らないが、いつかラブレースにやられるぞ?」
「そんなことないわ。きっとうまく行くはずよ」
「なぜアイツ(少年)をかばうんだ?」
「なぜって?だって私は、未来から来た助っ人だもん」
バーティは呆れてものが言えなくなったのか、
それ以上なにも言わなくなった。先を急ぐためだろう。
更新日:2018-11-17 11:59:32