官能小説

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和泉の作った料理は美味しく、会話も打ち解けてきた。
大学での生活、アルバイトのこと…若い和泉の日常…
佐野の故郷のこと…生い立ち…
若い頃の思い出話…駅での仕事…
思いがけず色々と話をしている自分。

まだ少しは警戒していた心。
駅員と利用客…男同士の関係…
これからどうなるか分からないのだ…プライベートを晒して良いものか…

そんな警戒も無くなっていた。
和泉がぎこちなくビールを注いでくれる。
和泉にも進めたが、1杯だけ飲んで和泉は顔を赤くしながら断った。
「緊張しちゃって…今日は前みたいに、みっともないところ見せたくないから…」
そう言って笑う顔にドキリとする佐野。

「…佐野さんは…今日楽しかったですか?」
「ああ、映画を見るなんて久しぶりだったしね。街を歩くのも…こんなおじさんになると独りじゃなかなか無いしな」
「僕も楽しかった。一緒に歩きながら…佐野さんのこと、やっぱり大好きなんだって…思ってました」
「……………」

顔を赤くしてビールのグラスを口に運ぶ佐野。
この後のことが意識されて…顔が熱くなった。

………………

風呂場から聞こえる水音。
佐野は先に風呂に入って、下着姿で布団に寝転がり、エアコンの風で涼んでいる。

大の字になって天井を見上げながら…胸がドキドキしていた。
やはり…この瞬間を昼間から期待している自分がいた。

和泉と一緒に風呂に入っても良かったか…いや、ふたり一緒では狭いか…
でも一緒に入って、より良い雰囲気になって気分も解れた方が…コトが進めやすくなって良かったかも知れんな…

風呂場からの水音を聞きながら思いを巡らせる佐野。
とりあえず…立ち上がって照明を落として薄暗くし、和泉を待つことにした。

和泉はシャワーを浴びながら、緊張している。
これから中を綺麗にして準備して…
ドキドキする。
佐野さんはリードしてくれるだろうか…
身体を洗いながら和泉は思う…

……………

風呂からあがった和泉は…薄暗い部屋でゴロンと布団に仰向けになっている佐野のもとに近寄り、その横に身を横たえた。

ぎこちなく和泉の方に向き直る佐野。
下着姿で、上半身裸の和泉がいた。
無言で腕枕をしてやり…抱きしめた。

和泉も抱きついてくる。
佐野のトランクスの中で、ペニスがムクムクと首をもたげてくる…

和泉の手が、トランクスの上からそっとその量感を確かめように触れた。
佐野は和泉をきつく抱きしめる。
和泉の手が佐野の股間を、ゆっくりと撫で擦る。佐野は完全に勃起する…

男同士の行為に勃起する自分…
戸惑いはまだあるが…抵抗感は初めの頃よりは無くなってきている…

和泉と目が合う。
和泉が目を閉じて顔を寄せてくる。
重なる唇。
男同士の口付けにも…やはり以前よりは抵抗感が無くなっている…

和泉が佐野の腕から逃れ、ゆっくりと身を下にずらす。
トランクスの上から股間に顔を埋めてくる和泉…

「佐野さんの固い…勃ってる…嬉しい…」
トランクスを引き下ろす和泉。
ゆっくりと深く、根元まで熱い粘膜に包まれる佐野のペニス。

「ん…おッ…」
低く呻く佐野。
この前も宿直室で、和泉にこうして口で愛された…
和泉の口に自分の勃起が含まれていると思うと、佐野は興奮した。

いつも駅で見ていた顔。
高校生の頃から今まで、成長を見てきた和泉。
少年から青年へ…その過程を目の当たりにしてきた若者が、今、自分の勃起を口に咥えている…

和泉は舌を佐野のカリ首に絡めながら唇をスライドさせた。
この前の大牟田との行為…大牟田の唇や舌の動きを反芻しながら、佐野に気持ちよくなってもらいたい一心で、和泉は唇を滑らせた。
大牟田は和泉の口戯を求めてこなかった。
自分の唇は、佐野の男根しか知らない…
和泉はそのことに安堵した。大牟田の優しさを理解した。

今日、自分は…佐野と繋がりたい。
大牟田に教えられた“後ろ”の快感…
そこを使って繋がり…佐野にも気持ちよくなってもらいたい…

エアコンの涼風が、汗の滲んだ肌に心地よい。
佐野の白いランニングシャツ越しに、石鹸の匂いに混じって仄かに汗の匂いがする。

「和泉くん…俺も君のを…」
佐野は和泉の口の粘膜の心地よさに喘ぎながら、そう言うと上体を和泉の股間へと寄せる。
膨らんだブリーフの股間…
細い腰を包む下着を、佐野の武骨な両手が引き下ろした。

若さを表すように、引き締まった腹に張り付くように反り返った、和泉のしなやかな勃起…
佐野はあの宿直室の夜を思い返しながら、和泉の勃起を口に含んでやった。
二度目ということもあり、やはり抵抗感はあまり無い。

「ん…ッ!あ…佐野さん…!」
喘ぐ和泉の声に、佐野の胸が早鐘を打つ。
和泉は喘ぎながら、深く佐野のペニスを咥え…深い吸茎を繰り返す…

「お…お…あッ…和泉…くん…!くぅ…ッ!」

…ズチュ…ズチュ…ッ!
恥ずかしくなるような音が、自分の股ぐらの方から響く。

更新日:2019-02-23 10:14:17

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