官能小説

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「うああッ!もう…駄目だって…!変になっちまう…雄三さん!止めてくれ!」
大きく身を捩る佐野…
その拍子に、関が抱えあげていた腰がするりと関の腕から逃げた。
指も抜け…息を荒げながら布団に仰向けになった佐野を、関はハッとして見つめた。

「…ご、ごめんな。ヨッさん…つい…突っ走っちまった…初めてなのに…」
「いや…びっくりしただけだから…いいよ…」

佐野は片腕で顔を覆い、深く息をついた。
自分がこんなに…あの部分で感じるとは…
それが衝撃であり、俄には信じがたかった。
そして今日、胸に去来した様々な感情も…
自分の中で整理がつくには、少し時間がかかりそうだった。

関は枕元のタオルで汗を拭い、ゴロンと佐野の横に寝転がった。
佐野が今、どんな心境なのか分からず…取り敢えず横から抱きしめた。

「でも…俺の気持ちは…分かってほしいんだ…ノンケのヨッさんには無理なことはできないとは分かっている…でも俺は…」

今までこうしてきた…
惚れた相手とは…体で繋がりたい…
俺を受け入れてほしい…

「…うん…分かっているよ…雄三さん…」
佐野は思いを巡らせながら応えた。

「でも…時間が欲しい…俺もまだ…よく分からないんだ…」

今日感じた様々な思い…
関を見上げたときの、言いようのない感情…
奥深いあの部分に触れられたときの感覚…
谷間を往復して滑った友の熱い性器…

「うん…そうだよな…ヨッさん…」
触れ合う肌が温かく、心地よい。
宿直明けのふたり。
心地よい疲れが降りてきて…
いつしかそのままふたりとも、すうすうと寝息を立てていた。

更新日:2019-01-07 16:56:08

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