官能小説

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「…俺も…和泉くんが好きだ…こんなに…」

そう言いながら、股間を和泉の身体に押し付ける佐野。

「………!…佐野さん…」

トランクスの薄い生地越しに、佐野の性器の激しい昂ぶりを感じ…和泉は声を震わせる。

互いの股間を重ね合い、押し付け合いながら、ただ、きつく抱きしめ合うふたり。
稚拙で他愛もない行為にも思える行為…
しかし、互いの想いを確かめ合うには必要だったのかも知れなかった。

「佐野さん…嬉しいです…佐野さんと…こんな…」

佐野の裸の胸の柔らかさ…温もり。
ふんわりと漂う汗の匂いを胸に吸い込みながら、和泉は涙ぐみそうになりながら呟いた。

「和泉くん…私も…俺も正直まだ良くは分からない…男に…君みたいな男の子に興奮している自分が…」

和泉の髪に太い指を絡めながら、佐野は訥々と言う。

「でも…和泉くんに好きだと言われた時…意外とすんなり受け入れられた…何だか嬉しくもあって…それから和泉くんの夢も何度も見た…他の誰かといる和泉くんを見て…ヤキモチすら焼いた…」

佐野は自分でも驚くほど正直に、ここしばらく自分を悩ませた戸惑いや感情を打ち明けていた。

「…和泉くん…俺なんか…俺みたいな、その…冴えない男でもいいのかい…?」

ノンケとして生きてきた佐野が、ずっと不思議に思っていたこと…
男に惚れられる自分を、今ひとつ理解できないでいる佐野が、素直な疑問を口にした。

小さく頷き、和泉が言う。
「佐野さんが……好きなんです…ずっと…高校生の時からずっと…佐野さんのことが好きだった…」

自分にしがみつくように抱きつきながら、そんなことを言う若者…同性の若者に、佐野はドキドキして何も言えなくなる…

「佐野さんとこうして…裸で抱き合ったり…佐野さんのあそこを見たり…触ったりしたいって…僕はずっと…思ってた…こんなこと言うの…恥ずかしいけど…」

思い切って自分の欲望を佐野に伝える和泉…
和泉は大牟田に教えられたように、懸命に振る舞おうとしている。ノンケで奥手の佐野をその気にさせるため…

そのために、躊躇いながらも淫らな振る舞いをしてきた和泉の中で生まれる変化…
淫らな振る舞いをすることで、次第に自らも昂ぶってゆくのを感じている…
和泉はひしと佐野の太い身体にしがみつく…

「和泉くん…」
和泉のあからさまな告白に、佐野はドッドッと胸を高鳴らせながら抱き返す。

若く未熟な高校生だった和泉…
その和泉が、自分のあの部分を見たいと言っている…
今、トランクスの中で硬く息づいている自分の性器を…

唾を飲み込む佐野。
不思議と、気持ち悪いだとか拒否の感情は湧かなかった。
相手が和泉だからだろうか…
いや、俺はこの前…初めて男を相手に射精した…
長く友として付き合ってきた関を相手に…
その体験が影響しているのだろう…
誰かに求められる安心…安堵…
この子は…俺を求めている…

「…じゃあ…見てみるかい?和泉くん…」

和泉に囁く佐野。自分の声が遠くに聞こえた。
和泉は小さく頷いた…

…………………

ふたりを覆っていたタオルケットを捲り上げると、佐野は仰向けになった。
テントを張っている股間を和泉が見つめているのを感じながら、佐野は腰を浮かせ…思い切ってトランクスを引き下ろした。

太く反り返ったものがゆっくり首を揺らしながら現れ、その重みを預けるように丸い下腹に張り付いた。
足からトランクスを引き抜き、丸裸でベッドに横たわる佐野…

「……………」
「……………」

黙っているふたり。
和泉は片肘をついて上体を起こし、その赤黒い佐野の勃起を、ただ凝視している…
剥け上がった亀頭…太い海綿体…
初めて目にする他人の性器…
大人の男のペニス…

長い間、ホームに立つ佐野のスラックスの股間を、こっそりと盗み見ていた…
いつもふっくらしている膨らみの中身を夢想しては、胸を高鳴らせていた和泉…

それが今、目の前にある…
しかも硬く熱く、いきり勃った状態で…目の前で脈を打っている…

「…和泉くんも脱いでくれよ…俺ひとりじゃ恥ずかしい」
「…あ、はい……」

和泉も小さく頷いて、ブリーフに手を掛ける。
佐野の目も、和泉の股間の盛り上がりを注視している…

ピン…ッ!
若々しく飛び出した未熟なペニスを、佐野は思わず凝視する。
佐野も和泉同様、勃起した他人のペニスを目にするのは初めてだ…
この前の関との夜は、結局関は、最後まで下着を脱ぐことはなかったことを佐野は思い返す。

あの夜、あの行為の後…背後から抱きしめてきた関の股間が、尻の辺りに押し当てられていた…
ふたりの腰を包むトランクスの布地越しに、関の硬いものが当たる感触が、一瞬生々しく佐野の脳裏に蘇った。

更新日:2018-12-30 20:39:56

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