官能小説

成人向けコンテンツについて
R-18

ここから先は未成年にふさわしくない成人向けの文章が含まれています。

18歳未満の方、もしくはこのような小説を不快に感じる方は「入室しません」を選択してください。

上記の内容に同意される場合のみ「入室します」をクリックしてお進みください。

  • 12 / 196 ページ
「…!!…俺…そろそろイキそうだ…あんたの中に…出すぞ…」
「……!…」
男の身体が跳ねた。
いよいよ種付けされると聞いて…それだけで男は昂ぶっている…

本物だ…
こいつは…本当に…ウケとして…
俺の種を受け止めようとしている…

「…あんた…可愛いな…本気で惚れちまいそうだ…ぅ…くうッ!…イクぞ…!」
ドスッ…!ドスドスッ!ドコっ!

「うああ!ああ!イ…イク…出して…早く…中に…」
赤い顔で関を見上げ…男は言った。

「……うッ、おお!イク…イクぞお!」
「あああっ!」

同時に叫ぶふたり。
関がドブッ!と中に激しく吐き出した第一弾が、男の腸壁を撃ち付けた瞬間…
びゅるるッ!
男のペニスも精液を噴き上げた。

「お…おお…くぅ…最…高だ…!」
男の中で射精しながらも…関はピストンを繰り返した。
鈴口から乳白色の粘液を赤銅色の巨大な亀頭にまとわりつかせながら…男の直腸内を激しく前後する関の生殖器官…
そのたびに、男のペニスからも精液が噴き上がる…

…関はすべてを出し尽くすと、男を抱きしめた。
自然と口付けを交わしていた。
男は甘えるように、関の差し入れた舌を吸った。

「……出したぞ…あんたの中に…」
「うん……」
動揺か後悔か、それとも恥じらいか…男が目を逸らして黙り込む。

「ありがとう…気持ちよかった…」
男は関に抱きついてきた。
関は黙って抱いてやる。
汗が引き…ふたりの身体の熱が引いてゆく…それが寂しい…

「抜くぞ…」
結合を解き…身を離す。
ティッシュを引き抜き、男の尻を拭ってやる。関が中に出した乳白色の粘液が、泡立ちながら溢れ出ていた。
関も己のペニスを拭い、後始末をする。
照れたように黙り込み…布団の上で身を起こして顔を見合わせるふたり。

今まで何度もあった、こういった場面で…関は、いつも思う。
この先に繋げるように…また再会を約束し合える相手なのか…
関はいつも、相手に任せてきた。
自ら動いて傷付くのを避けていたのだと思う。

「よく…来るのか?」
まったく…我ながらありふれた陳腐な言葉だ…
しかし関は言わずにはいられなかった。
この男とまた会えたら…そう思った。

「時々…出張で来たときに」
「…遠くから来てるのか」
「…うん…出張も…年に何回かってところで…」

言外に漂う拒絶の空気…
それに気づかぬほど関も鈍感ではない。
落胆する関。いつものことだ…

「でも…よかったらまた会いたいよ」
男は照れたように…思い切ったように言った。

「……!…あ、ああ…俺もだ」
虚を突かれたように笑顔で答える関。

「そろそろ出ないといけないんだ。連絡先、ロッカーで教えるから…」

ふたりは階下のロッカールームで連絡先を交換し合った。
男は近藤と名乗った。
下の名ではなく姓を名乗ったことに、遊び慣れていない雰囲気を感じ取る関。

まあ、俺たちの年代なら当然なのか…?
“ユウゾウです”などと名乗る自分を想像し、心の中で苦笑する関。

関も姓のみを名乗り、別れた。
喫煙スペースで煙草に火を付ける。
遠目に男がシャツに袖を通し、ネクタイを締めているのを見ながら、本当に再会できるのか…
関はぼんやり、そう思った。

更新日:2018-11-05 02:03:54

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook